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「Undertale」のネタバレを含みます。

















概要(Gルートネタバレ注意!)編集

Gルートサンズ戦の途中、サンズがプレイヤーに戦闘を中断して和解を持ちかけようとする。

これに対して「みのがす→にがす」を選択した場合、サンズは「決心してくれてありがとう、これまで積み重ねてきたものを無駄にするのは辛いだろ。こっちに来いよ」と慰めるような素振りを見せるのだが、直後画面が骨で覆われ、死ぬまでダメージを喰らい続け、そのままゲームオーバーになる。チートを用いてHPを増やしても、数百ポイントのダメージを受け続けるまでこの脱出不能の骨攻撃は続き、その後は戦闘が進まなくなるため、耐える意味さえもない。


この攻撃で死亡すると、普通のゲームオーバーと違う特殊なBGMとともにアズゴア王の激励ではなくサンズの台詞が入る。この記事タイトルはその際の英語版の科白

厳密な原文は「geeettttttt dunked on!!!」。屈辱的な敗北を相手に与えたことを表すスラングである。

直訳ダンクシュートでくたばりやがれ!」
非公式日本語訳「してやったりだぜ!」
公式日本語訳版「あれ?しんだのか?おかしいな ハグしようとしただけなのにな。」

英語版に関しては場面と科白が直球であるため詳しい説明は不要である。


しかし公式日本語版では意味合いはかなり異なり、言葉の真意が読み取れると直球で言われるよりもプレイヤーの心にグサリと刺さる一言。

なぜならスノーフルにおいて、パピルスが主人公相手に一切攻撃せず説得して改心させるために「お前を救って見せる!オレさまの腕に飛び込んでこい!」と言っており、主人公はこれを踏みにじって無抵抗のパピルスを殺しているからである。つまりこの騙し討ちには、主人公の行いに対する意趣返しが込められている。


戦闘前の「どりょく さえすれば だれでも いいひとに なれると おもうか?」も、パピルスの「だれだって どりょく すれば、りっぱな ひとに なれるんだ!」の言葉をなぞったものとも言え、パピルスに対するサンズのリスペクト具合が伝わってくる。ルートの進め方によってはパピルスの口からガスターブラスターについて言及されるため、ガスターブラスターがパピルスの形見であるという説を挙げるプレイヤーもいるとか。


このような経緯に至った理由編集

詳しくはサンズの項目にあるが、このままでは主人公の手によって地下世界そのものが破壊される結末を辿ることになり、サンズはこの事をよく知っていて、破滅に導かないよう壮絶な攻撃でGルートを諦めさせようと考えており、この騙し討ちもその一環である。

そのため、上記の科白の後に続いて「オレたちが本当に友達ならもう闘いには戻ってこないはずだ」と言い残しており、要するに「もうこのルートはやめてロードせず、リセットして別のルートへ進め」と念を押している。


もちろん「ハグしようとしただけ」というのは遠まわしな皮肉。

それでもロードした場合は、2度騙されないよう攻撃へ踏み切ったプレイヤーの感情を先回りするかのようなセリフになる。


「⋯そんな こわい かお して⋯ ヒヒヒヒ⋯ ひょっとして オレに まんまと してやられたか? それでも また きたってことは⋯ オレたち ホントは ともだち なんかじゃ なかったってことか


それは色々な意味での本音であり、主人公に対する心底失望した感想でもある。



余談編集

LINEスタンプのUNDERTALE Vol. 3では、このセリフを意識したのかバスケットボールを操るサンズのスタンプが存在している。

さらに、音楽ゲームpop'n music』にサンズが出演した際の勝ちポーズは上記LINEスタンプの衣装で実際にダンクシュートを決めるというもので、両方を元ネタにしている。


関連タグ編集

Undertale Sans 初見殺し

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