"KEL and AUBREY have been fighting a lot again."
(ケルとオーブリーったらまたケンカしてるんだ。)
"You would think they'd get tired of it after a while, butthey're both just so full of energy."
(しばらくしたら疲れてやめると思うだろうけど、意外と疲れ知らずでさ。)
プロフィール
年齢 | 15歳 |
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身長 | 5フィート7インチ(≒170cm) |
生年月日 | 1月1日(やぎ座) |
武器 | 料理道具 |
固有能力 | 交渉、助っ人呼び |
好きな物 | マリ、サンドイッチ、料理 |
苦手な物 | 蜘蛛、運動、人の頼みを断ること |
イメージフラワー | バラ |
容姿
パステル調に描かれており、着ているものはなぜか縦シマのパジャマ。
ヘアスタイルは片側にはねたショートヘアーで、ところどころ寝ぐせのようにぼさっと飛び出ている。
最年長という事だけあって、身長は一番高い。
人物像
一人称は「俺」。
ホワイトスペースのドアの先にある「NEIBOR'S ROOM(オトナリルーム)」にて、オモリが遊びに来ることを待つ青年。ケルの兄でマリとは恋仲だった。
仲間の年長者なだけあって一番落ち着いており、オーブリーとケルのケンカを仲裁する面倒見の良いまとめ役。
人一倍心優しく生真面目な性格で、一度頼まれたら断れない押しに弱いところがあるが、持ち前のイケメンぶりで大抵のことは何でも器用にこなし、誰に対しても真摯に接する、まさに絵に描いたようなヒーローを地でいく好青年。
その人柄から行く先々でたくさん人々から一目置かれ、あげく常に傲慢で要求の多いあのスイートハートを一目惚れさせるほどに完璧な紳士である。
しかし、活発な弟と違って運動神経はやや鈍く、少し運動しただけで息切れを起こしてしまう。
唯一の欠点は、筋金入りの蜘蛛恐怖症持ちということ。
同じく蜘蛛恐怖症を患っていたオモリが克服する中で彼は全くできなかったり、蜘蛛だらけの森を抜けるのに過呼吸気味になったり、挙句の果てには抜けた先でマリに泣きつくなど、蜘蛛が関わるとどうしようもないほどのヘタレになり下がってしまう。
ただし苦手なのは蜘蛛なだけで、森の奥に巣くうボスのムカデは平気な模様。
能力
戦闘では回復技を担当する王道なヒーラー役だが、長身で頑丈な故にHPが高く、防御力も4人中最強なのでタンク役も引き受けられる。
運動神経が悪いためか素早さは最も低いものの先制技が豊富なため、使いこなすと最速の弟を差し置いて一番手に行動する機会も多くなる。
火力面はあまり望めないが、一応攻撃力増強イベントが終盤に発生する。
前述の蜘蛛恐怖症は戦闘でも思いっきり影響を受け、蜘蛛っぽい敵に遭遇しただけでたちまちびくびく(スキル封印・被ダメージ+50%)にしてしまう。該当の敵はわずか2種類だが、どちらも本物の蜘蛛ではなく、蜘蛛の足を持っただけの別の敵だったりするが………。
フィールドでは対応するギミックはないものの、一部NPCに話しかけるとプレゼントをもらえたり、店代わりの郵便ポストでの買い物の際に値下げしてもらえる。さすがイケメンといったところか。
主なスキル
- COOK(お料理)
特製のチョコチップクッキーで味方1人を回復。初期技でありながら、回復量が最大HPの75%と非常に優秀。しかも、フィールドでも使用できる。
- MASSAGE(マッサージ)
敵味方1人にマッサージをかけて緊張をほぐし、感情を元に戻す。
- SMILE(微笑む)
先制技。
眩い爽やかイケメンスマイルで敵1体を魅惑し攻撃力を下げる。
本ゲームの敵は中ボスでもないかぎり自発的に攻撃力を上げる行動が滅多にないため、下げきってしまえば強力な攻撃も安心して受けられるようにはなる。
現実世界では(ネタバレ注意)
#注意
以下、一部のネタバレを含んでおります。閲覧は自己責任でお願いします。
"Man, I remember when I wanted to be a cook..."
(ああ、昔は料理人になりたいなんて思ってたよね…)
"It seems so silly now."
( 今じゃ到底考えられないけど。 )
プロフィール
年齢 | 19歳 |
---|---|
生年月日 | 1月1日(やぎ座) |
武器 | 素手 |
好きな物 | サンドイッチ、チョコチップクッキー |
苦手な物 | 虫全般(特に蜘蛛) |
容姿
茶髪で肌は弟に似て若干褐色。
元々高かった背はさらに伸びており、服装は紺色のVネックシャツとカーキ色のジーンズ。
相変わらずハネっ毛が目立つが、4年前よりは整っている様。
人物像
一人称は「俺」。
現在は大学生になっており、サニーが引っ越すまで残り2日の時に久々に家族の元へ帰ってくる。
両親に推されて昔の夢だった料理人を諦めて医学を勉強しており、悲しい意味で大人になっている
少々、引っ込み事案にはなっているものの、昔と同じ心優しいイケメンお兄さんであることに変わりはない。
サニーの家に泊まり込んだついでに彼のするはずだった引っ越し前の作業を全部終わらせてしまったりと相変わらず面倒見が良い。
その優しさは心荒み不良になったオーブリーに対しても向けられており、彼女がバジルの写真を奪ったことを冷静に咎めつつも、昔の友達として真摯によりそい続け、頑なだった彼女の心を解きほぐしてみせた。
一方でこちらの世界では虫全般が苦手のようで、過去にマリがいたずらで机の中に入れた虫にビビったり、クワガタムシを見て目を覆うなんともかわいらしい写真があり、かなり苦手意識を持っていることが窺える。
そして、当の蜘蛛恐怖症はさらに悪化しており、一度視界に入っただけで震えあがって石像のように渋い顔をしたまま白黒に固まってしまう。
あまつさえ死骸にすら怯え、虫に対してあまり抵抗がないケルにつまみ出してもらわなければろくに駆除できない有り様である。
そうはならんやろ…。
過去とその苦悩
マリ・サニーの姉弟とはお隣さん同士で、さらにマリとは同い年の上クラスメイトという事もあって、いつしか友人以上の関係になりつつあったようだ。バジルのアルバムや公式グッズのカレンダーからもその仲睦まじさが窺い知れる。
それ故に、彼女の死はヒロにとっても非常にショックだったようで、直後の丸1年はサニーのようにひきこもりになってしまった。
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上記の様子を描いたファン製のアニメ
一度は精神不安定になり、ケルが励ましたところいつもの彼では考えられないほどに激昂、大喧嘩になりかけヒロは泣き出してしまう、しかし同時にケルも泣き出しているのを見て「ハッとした」ことでなんとかひきこもりから復帰、大学に入学して今に至る。
しかし、社会復帰した今でもマリのことはいまだに引きずっており、彼女が死んだのは自分のせいだと思い込み、あまりに強い罪悪感から彼女の墓に墓参りに行くこともできなかった。
普段こそ、明るく気丈に振る舞っているものの、言動の節々には隠しようもない陰がちらつき、サニーの家に泊まった夜にマリのピアノ前で独り哀しむ姿から、年長者として誰にも弱みを見せられない苦悩が見てとれる。
ケルもそんな兄の葛藤に薄々気づいており、その身を案じている。
しかし、彼も最後の日になってようやく現実と向き合い、弟のケルや、オーブリーと共にマリの墓の前に花を供えることができた。
余談
ヒロのイメージフラワーである『バラ』の花言葉は『情熱』、『愛情』、『美』などまさに品行方正な彼にふさわしいが、数あるバラの中には『あなたを忘れない』という失った恋人に想いを馳せる実に切ない言葉もある。
- "ヒロ"という名前は当然ながらあだ名で、彼の大好物である「ヒーローサンドイッチ」(※サブウェイで売られているような細長いパンを使ったサンドイッチ全般のこと)に由来する。
- 本名については一切ゲーム上で触れられていないが、内部ファイルから"ヘンリー"であるとされている。
- 文武両道、完璧な家事、面倒見の良い性格の三拍子が揃った文句無しのイケメンっぷりは彼の部屋のトロフィーの数々からも窺える。その才能は弁論大会からホットドッグ早食い大会まで多岐に渡る。
- 現実世界での彼はこの4年間で鍛え直したのか、精神世界で見せた体力が乏しい姿が嘘のようにたくましい。故に彼の武器はサニーと同じ素手なのだが、サニーは「これしかない」と自信なさげなのに対してヒロの場合は「これで充分」。
関連イラスト
精神世界
現実世界
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