概要![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
2013年から開発が続いているお絵描き支援アドオンソフト。個人開発のソフトウェアで、Windows専用。
手ブレ補正等の線のスムージング機能から始まり、各種定規機能や、描画線のスクリプト制御機能が追加されていった。
アタッチという機能で既存のお絵描きアプリにお絵描き支援機能を追加することが可能。定規機能では組み合わせるアプリにオーバーレイされたガイドが表示され、ガイドに沿って作画できる。
- Photoshopとの連携は特別で、キャンバスの拡大・縮小と移動にオーバーレイされた定規が自動的に追従。
- それ以外のお絵描きアプリの為にはスペースキーを押しながらのドラッグで画像を移動する際には、定規が追従するオプションが存在。
ほとんどの機能で、カーソルをLazyNezumiのユーザーインターフェースにホバーすると使い方のヒントが表示される。
補正機能![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
手ブレ補正![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- いわゆる手ブレ補正機能を追加。
- 補正方式は三種類。
- 牽引線
- 移動平均
- 指数移動平均
筆圧曲線![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- いわゆる筆圧カーブの最終出力を操作。
- グラフを見ながら、描く人の筆圧に合わせた自動調整及び手動でのパラメータ調整が行える。
筆圧処理![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 一筆のストロークの中での筆圧のバラツキを滑らかにする。
- 補正方式は四種類。
- 固定値
- サンプル値で維持
- 移動平均
- 指数移動平均
筆圧を描画速度から調整![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 遅い速度では細く、速い速度では太くといったように速度に応じて筆圧の結果を調整可能。
- その際前もって一筆のストローク内の速度のバラツキを滑らかに補正。
傾斜・回転補正![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- ペンの傾斜と回転のガタつきをスムーズに整える。
- 回転補正はWacomアートペンの使用時のみ有効。
定規![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
円・楕円![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 正円、楕円の同心円と、円の中心からの放射線が描ける。
放射状の線![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 集中線に使う放射線が描ける。radial fadeのスクリプトを併用すると綺麗な抜きの集中線が描ける。
平行線![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 平行線が描ける。
数珠つなぎの線![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 描き終わった線につながる線を描けるので、直線で囲まれた閉じられた図形を作画するのに役立つ。
アイソメトリック![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- アイソメトリック図法の定規。
魚眼パースペクティブ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 魚眼パース用の定規。
パースペクティブ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- いわゆる遠近法、パース定規。消失点定規からパラメータを設定することが可能で、これにより既存の写真のパースに、正しい遠近法の定規をあてることが可能。
消失点![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 6つの消失点を同時に使える定規。
パースペクティブ同心楕円![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- パースに沿った同心円、同心楕円の作画が可能。パースペクティブ定規とアイソメトリック定規のパラメータに合わせた設定にすることが可能で、組み合わせて使うと有用。
2次ベジェ曲線![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- カーブとその平行線を作画できる。
3次ベジェ曲線![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 2次ベジェ曲線と同じだが、カーブを指定するポイントが多くなる。
定規には精度というパラメータがあり、これを下げると手描きのようなラフな線の作画が可能になる。スクリプトを組み合わせて模様のような線で図形を描くことも可能。閉じた図形の項目がある定規では、はみ出しの無い四角形等が描ける。
スクリプト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 点線や波線を描いたり、筆圧に揺らぎを持たせ線にニュアンスを与えたりできる。
- 絵や図形を自動描画させるスクリプトも存在する。
- 最初からリストに入っているものも沢山ありますが、スクリプトは改変及び自作が可能。
- スクリプトグラフはアニメーションでプレビューすることが可能。
プリセット機能![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- たくさんの設定を組み合わせて、プリセットに保存可能。
- 最初から用意されているプリセットが幾つもあり、その中でも厳選されたものがプリセットツールバーに採用されている。
- 既存のプリセットもパラメータの変更が可能。
手ブレ及び筆圧補正導入時の注意点![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- 前もってパソコンやお絵描きアプリに設定された手ブレ補正を切ったり筆圧カーブを直線にしておく必要あり。