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M40

もでるふぉーてぃーん

アメリカ海兵隊が使用している狙撃銃


M40は、アメリカ海兵隊ベトナム戦争中の1966年から使用しているボルトアクション式の狙撃銃

概要

ベースとなったのは レミントン M700の308win弾(≒7.62㎜NATO弾)仕様 精密射撃向けのモデルで、初期のモデルは分厚いブルバレルに木製のモンテカルロタイプのストックがトレードマークであった。

実は、それまで海兵隊で使われていた ウィンチェスター M70は信頼性が高く性能も良好で海兵隊員からも好評であったものの、1960年代半ばに急激に品質が悪化してしまったため、代わりに採用された経緯がある。

M40は7.62×51mmNATO弾のマッチアモ(M40を用いた狙撃用に調整された弾薬)を使用し、原型モデルと同じく内蔵型のマガジンに5発装填できる。

アメリカ陸軍が採用しているM24と違って、こちらは海兵隊の専門部署で組み立て・調整が行われているため、民間人は無論海兵隊以外の組織もM40を入手することはできないが、メーカーや銃工が「M40に近い仕様の銃」を製作・販売することはある。

沿革

M40A1
1970年代に入ると、改良型のM40A1が登場した。
これは、ストックを木製からマクミラン製の樹脂製へと変更したもので、それまでのM40を海兵隊で改造する形で登場した。

M40A3
1996年に開発が開始され、2001年に開発が完了。
再びストックが変更されて、チークパッドが可動式となったほか、スコープが変更されている。

M40A5
2009年に登場。
銃身とスコープが変更されたほか、マガジンが10発入の脱着式となった。
これは、陸軍のM24と同様に市街地における戦闘中の再装填の煩雑さが問題となったために取られた措置で、M24にも同様の改良が行われている。

スコープの変更とともに、マウントにも手が加えられ、暗視装置AN/PVS-22が搭載できるようになった。

M40A6/M40A7
2016年に登場。
基本的なメカニズムをそのままに、陸軍と特殊作戦軍が採用したレミントンMSR(Modular Sniper Rifle)と同様の軽合金製の折り畳みストック、シャーシ、レールハンドガード付きとしたモデル。

この頃になると、アフガニスタンで作戦を行うようになってから10年以上が経過し、伝統的な狙撃銃とも言える存在になったM40に不満を持つ海兵隊員が出てきた。
というのは、アフガニスタン紛争では比較的小型の火砲、対物狙撃銃や大口径の重機関銃(旧ソ連製のDShKやNSVなど)を応用した長距離攻撃が多発するようになり、現地の兵士らは標準的な軍用銃の射程外からの攻撃に見舞われるケースが増えたのである。そこで、アメリカ陸軍は2010年に狙撃用の弾薬としてより長射程の.300winmag弾を採用しM24(の改良型)で使用することに、同じくイギリス海兵隊では更に長射程の.338ラプア マグナム弾を採用しL115A3で使用することで、1.2km(1300yd)からそれを超える距離を射程に収める狙撃能力を獲得したが、アメリカ海兵隊は射程が900m(1000yd)程度のM40を使い続ける事となり、射程外の攻撃に苛まれる状態が続くこととなった。
2015年にはワシントンポストがこの問題を現場の将兵の怨嗟の声とともに報じている。

結局、2018年に .300winmag弾と、Accuracy InternationalのAWをベースとしたMk13Mod7が採用された。

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