作品解説
本作は8ビットの世界に広がる夢を集めるアドベンチャーで、8ビット風ではなく、ゲームボーイが発売された80年代当時の技術水準で制作された本物の8ビットゲームで、実際にゲームボーイ互換機で動くROMカートリッジで提供されることを特徴としている。
ROMカートリッジは11月27日0:00より同サークルの公式サイトで通信販売されるほか、同日東京ビッグサイト西ホールにて開催されるイベント『自主制作漫画誌展示即売会 COMITIA』でも数量限定で販売予定。
また、App Store / Google Play 向けには予約受付が始まっており、こちらは同じ内容のゲームが12月3日にリリース予定となっている。
ROMカートリッジ版はGB互換機の本体で遊ぶことができる物理カートリッジで、ゲームボーイを再現したパッケージと専用のプラスチックケース、紙の取扱説明書が付属して
いる。
スマートフォン版には、画面上で見ることができるデジタルの取扱説明書を内蔵。
ストーリー
「見知らぬ街の裏路地で目覚めた空腹の主人公。たまたま拾った猫缶を食べようとするが、それを開ける方法がなかった。缶切りを借りるために入ったヤキトリバーのマスターによれば、それは本物の猫缶ではなく、『夢の猫缶』というアイテムらしい。マスターは本物の猫缶を提供する代わりに、主人公に街の人々の夢を巡って『夢の猫缶』をもっと作り出すことを要求する……。」
ゲームシステム
システムとしてはシンプルな2Dの見下ろし型ロールプレイング風のアドベンチャーゲームで、マップを移動し、アイテムを集め、登場人物の会話を聞くことで物語を読み進めるものになる。物語は全3ステージの構成で、難しいアクションを要求される場面はほとんどなく、カジュアルな操作でシナリオを楽しめるとのこと。
開発
Amaitorteは、Web漫画・同人漫画家として活躍しており、同時にスマートフォンアプリ開発者の猫分儀スミレさんの個人サークル。
本作はそんな猫分儀スミレさんがストーリー、グラフィック、開発作業を個人で行なったインディーゲームで、物語作家としての一面と、アプリ開発者としての技術を融合させた初のゲーム作品になるという。
ゲームボーイソフト、というキャッチコピーに目を引かれるが、人の個性が強烈に出るゲームを探しているならチェックしておいてもよさそうだ。
登場人物
- 空腹の主人公
- ヤキトリバーのマスター
- 街の人々
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