概要
Robot Entertainmentが開発したタワーディフェンス&TPSゲームシリーズ。
迫りくる大量のオーク達を武器と魔法と罠を駆使して殲滅していく。
続編として「Orcs Must Die!2」「Orcs Must Die! Unchained」が発売されている。
最新作「3」はStadiaに1年の時限独占で発売され、2021年7月に独占解除されsteamで発売予定。
「1」は完全なシングルプレイヤーゲームのため、罠が強めでタワーディフェンス寄り。
とはいえ序盤や要所はきっちりプレイヤーが対応しないと厳しい。
「2」はCO-OP要素を押し出した影響もあり、罠だけで対処するのが難しい。
代わりにキャラクター性能が強化され、1よりもややTPS寄りになっている。
「1」・「2」のDLC含むコンプリートパックがセール中だと1000円を切るためかなりお得。
キャラクター
MAXIMILIAN(マクシミリアン)
シリーズ通しての主人公。
元は無名の見習いウォーメイジだったが「Unchained」で名前が設定された。
ウォーメイジとしての才能は「カス」呼ばわりされるほどだったが、魔力の源でもある異世界への扉「リフト」の影響もあってか、一人生き残った絶望的な状況でも大活躍を見せる。
楽観的すぎるくらい陽気な性格で戦闘中も常に軽口を絶やさない。
割と強面な風貌だが、日本語ローカライズで「俺って頭いい~イケメンだしぃ~」などとほざいていたことから日本のプレイヤーからは「イケメン」と称される。
「1」では世界をオークたちから守る組織オーダーの一員だったが、
ソーサレス率いる大攻勢によりオーダーは壊滅状態に陥り、最後の生き残りとなる。
奮戦するも自分一人ではリフトを防衛しきれないと判断した彼によりリフトは閉じられ、
世界からオークの驚異は去る…が、それは新たな問題の始まりでもあった。
「2」では彼がリフトを閉じたせいで世界から魔力が消えてしまい、
魔法に頼っていた繁栄が失われ荒廃が始まってしまったため鉱山労働者として働いていた。
見た目も青ヒゲが目立つなどワイルドさが増している。
最終的にソーサレスと共に新たなオーダー組織を立ち上げる。
「3」では加齢により白髪になっているが、年寄り臭さを感じさせない軽いノリは健在。
後輩たちには伝説の英雄として尊敬されているが、消息不明になっている。
GABRIELLA(ガブリエラ)
「1」でオークたちを率いて反乱を起こしたソーサレス。
最終的に「リフト」が閉じられたことで魔力を失い計画は頓挫。オーク達の世界に取り残された。
「2」では再び開いた「リフト」に飛び込みオーク達の世界から脱出。
MAXIMILIANと協力して共にオークに立ち向かうプレイヤーキャラとなる。
マクシミリアンおよびプレイヤーからの通称は「先輩」。
「3」ではマクシミリアンが行方不明になった後も新オーダーを支えており、
弟子2人の師匠として彼らを導き、その裏でシグナスの犯した過ちについて知ることになる。
こちらは魔力で老化を抑制しているのかあまり見た目が変わっていない。
CYGNUS(シグナス)
MAXIMILIANとGABRIELLAの師匠。かつては伝説的なウォーメイジとして名を馳せたが
指導者としては一番弟子には出奔され、二番弟子は努力嫌いで不真面目と苦労続き。
なんだかんだでシリーズすべてのシナリオの発端に密接に関わっている重要人物。
ニューゲームを開始すると彼のナレーションで始まるのがお約束。
「1」では弟子に反乱を起こされ、コボルドの血糊で滑って階段で後頭部を強打して死亡した。
「2」で何とか復活して二人をサポートした。ちなみに再びリフトを開いたのは彼。
「Unchained」ではEXキャラクターとなり、敵からのターゲットを外すスキル「Feign Death(死んだふり)」を使用可能。
「3」では150年前の彼を操作でき、そして彼が残してしまった問題について語られる。