Pixelmatorとは、UAB Pixelmator Team Ltd.が開発したOSX向けのペイントツール。
OSXのCore Imageをフルに活用し、GPUのプログラマブルシェーダを使って画像のフィルタ処理を行うのが最大の特徴。
大容量のVRAMを搭載したMacでは非常に高速に動作する。
ほかにOpenGL、ImageMagick、Cairo、Sparkleといったオープンソースのテクノロジーをベースにしており、JPEGやPNGはもちろん、TIFFやWebP、PSDなど、多くのファイルフォーマットが使用可能。
.psdが使用可能なため、レイヤーを保ったままPhotoshopを使用することもできる。
パッケージ版とMacAppStoreで購入できる。
最新のMacの機能をフルに使っているため、Windowsへの移植予定はない。
概要
130種類以上のファイルフォーマットに対応。各種のブラシ、130種類以上のフィルタ処理、イメージのスライス、マスク、文字入力とラスタライズ、レイヤーなどの機能を持ち、Automatorによるワークフローの自動化、ペンタブレットの筆圧検知にも対応している。Adobe Photoshop Elementsよりも安価(Mac App Store価格で3000円)であるが、クリッピングマスクやレイヤーマスクなど上位版のPhotoshopに相当する機能もある。
2011年10月にリリースされた2.0では、シェイプ、修復、スマッジ、ピクセル単位の編集などフォトレタッチの機能が充実したほか、コンテンツに応じた塗り、簡易なドローツールも実装した。
ColorSyncによるカラーマネージメントには対応しているものの、CMYKは未サポート。主にWebへの画像出力に向いている。
外部リンク
MacAppStore:Pixelmatorへ
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