●アペックスチューンドの本体+ FCコマンダーで完璧チューン
パワーFC本体は、純正コンピューターを外し、そのまま差換えでカプラー接続するだけでアペックスチューニング仕様の制御が可能になる完全置き換えコンピューターです。
よく話を聞く純正コンピューターの下取りはなく、純正コンピューターはお手元に保管され、パワーFC本体に内蔵されたROMにはアペックスがテストを重ねてセッティングした最もスポーティなエンジン制御データを内蔵しております。
単なるROMデータの書き換えではなく、純正をはるかに凌ぐアペックス独自の制御方式を採用しており、パワーFC本体を取付けるだけで、即アペックスチューンドコンピューターになると言えます。
出荷時の仕様は純正仕様から、吸排気交換をされ、1.0kg/㎝2程度までブーストアップまでは設定変更なしでも対応。(車型により対応ブースト値が下回る場合もあります。)
さらに、パワーFC本体は別売(現在はセットになってます)のFCコマンダーを接続することにより、レーシングフルコンピューターにも匹敵するデータセッティングが可能になります。燃料マップや点火マップなどなど各種制御マップやデータの書き換えを自由自在に行なうことにより、パワーFCはただの差換えコンピューターだけではなく、チューニングのステップアップに合わせた形でセッティングをする事が出来るセッティングツールとしてお使いいただけます。もちろん,FCコマンダーの簡単操作で書換え前の初期設定に戻すことも簡単です。
●プロレベルのデータのモニタリングが可能に
FCコマンダーは起動させた後に機能を選択するための3つの基本メニューが表示されます。ここで多機能モニターとしてのモニターモードとオリジナルマップ作成などのためのセッティングモード、そして各種の作動を設定するためのその他のモードの中から選択、その後も画面にしたがって選んでいくだけの簡単さです。モニターモードで表示できるデータは回転数、スピード、インジェクター開弁率、点火時期、エアフロ電圧(※圧力電圧)、ブーストなど計10項目。また、1データのみから8データの同時表示までデータ表示数を任意で選ぶ(4パターン)ことができます。これらのデータは数値でのリアルタイム表示はもちろん、連続する10秒間の数値を折れ線グラフで表示することも可能です。さらに、ボタンひとつでピーク値の別表示や表示のホールドも可能。また、マップトレースモードを選択すると、燃料噴射と点火時期のマップ軌跡を追うことができます。それぞれの操作はスイッチを押すだけの簡単さです。
またディスプレイ部に有機ELを採用することにより、液晶特有の温度変化によるコントラストの変化や残像現象などを改善させました。春夏秋冬・昼夜の様々なシーンで視認性を高め、モニターモード時などでもしっかりとした数値読み取りが可能です
※印はDジェトロ車の場合
●あらゆる仕様のエンジンを自由自在にセッティングできる
セッティングモードでは現在考えうるすべての要素を網羅。点火時期マップ変更、燃料補正マップ変更、エアフロ信号の空気流量 補正(※圧力センサーの特性変更)、インジェクター噴射時間補正(※基本噴射時間の補正)、ブースト設定、加速増量補正、燃料・点火時期のテスト補正、クランキング時の燃料噴射量変更、水温補正、回転設定の10項目のデータを自在に書き換え&補正することができるのです。操作はごく簡単で、マップや数表からデータ変更したいポイントを選び、変更モードで変更するだけ。また、オプションでブーストコントロールも可能です。
※印はDジェトロ車の場合
●パワーFCにてブーストコントロールを可能にする"ブーストコントロールキット"(別売)
ブーストコントロールキットは、パワーFCと連動して過給圧制御が可能なオプションキットです。装着するだけでFCコマンダーによるセッティングモードの中のブースト設定モードを利用することが可能となり、コンピューター制御による自己学習機能付きブーストコントローラーとして機能します。
ブースト圧設定、立上り値(デューティー値)を4種類をメモリーすることができます。使用時はその中から一つを選択。走行ステージに合わせて臨機応変に変えられます。さらに、アペックス独自の優れたバルブ制御により、的確なブーストコントロールを実現。そのブーストの立ち上がりの速さと高回転域での抜群の安定性は他の追随を許しません。
ブーストコントロールキットは、パワーPCにてコントロール兼ね合いでお求めやすい価格設定がされています。
インジェクター容量の増量やエアフロ容量アップ(他車流用)なども簡単設定で対応可能。
エアフロ容量アップはFCコマンダー項目内の使用エアフロ選択方式で簡単設定。