吸排気、足回り、デフ、ブレーキ等といったサーキットや峠を走れる最小限レベルの改造のこと。
「ファインチューン」とも呼ばれる。
ただし自動車という乗り物の複雑さを考えれば、いくら軽度の改造であったとしても、本来の意味での「チューニング」(調律、合わせ込み)は不可欠である。
例えば給排気関係ではECU(コンピュータ)のデータを書き換えたり、吸気信号補正装置による補正もなしに済ませる事で燃調等が狂ったままとなり、純正以下にパワーダウンを起こしたり、排圧が異状に高まるなどで車両を壊してしまう恐れもある。
足回りでは車高を下げたことでアームが上向きになった状態(所謂バンザイ状態)になり、足回りが正常に動かなくなる恐れがある。