概要
童話をモチーフにした六角玄武さんのオリジナル作品。
登場人物
赤ずきん(CVイメージ:藩めぐみ)
魔法が発達した世界「パラミシア」に蔓延る【怪物】を狩る、【解呪者(ディスペレイター)】の少女。愛用のマシンガン「クリムゾンソウル」を手に、辺り一面を怪物の血で染め上げる事から、人々から「死を呼ぶ赤」と恐れられる。表の顔は小料理屋「マザー・メリーの家」の配達係。無口で人付き合いが苦手なゆえ、他人にはそっけない態度を取りがち。だが甘い物に目が無かったり、根は至って普通の女の子。好物はマザーの作るガレット・デュ・ロワ。相棒はハリネズミのフィグ。【怪物】を狩るのは解呪者としての使命感と、「ある人物」を探す為。その為には他の人間など関係ないと思っていたが……
白雪姫(CVイメージ:小清水亜美)
自警団「赤い林檎」のリーダー。側近は七人の重騎士。その統率力と圧倒的な戦闘力の高さから、部下達からも絶対の信頼を寄せられている。自分にも他人にも厳しいが、その心は誰よりもパラミシアへの愛に溢れている。
使用武器はレイピア「デュランダル」。振るうと共に煌めく閃光を放つ。
シンデレラ(CVイメージ:上坂すみれ)
パラミシアで爆発的人気を誇るアイドル。実は赤ずきんも彼女の隠れファンである。が、その正体は赤ずきんが働く「マザー・メリーの家」の向かいの仕立屋で雑用係をしている内気な少女、エラ。この事は事務所内の秘密だったが、とある人物に秘密を握られてしまい命を狙われる羽目に・・・・・・?!
使用武器はガラスの靴。ある人物から貰った大切な物。戦闘時は無骨なブーツに変形しガラスの刃やレーザービームが搭載され様々な戦闘に対応する。(尚、本人はあまり使いこなしていない様子。)
エラの時はステージに上がっただけで気絶してしまう程のあがり症。
桃太郎(CVイメージ:宮野真守)
昔話創作「オトギガタリ」の主人公である桃太郎が、ここにも参戦。
鬼退治を果たした半年後、故郷の村でしばらくのんびりと暮らしてた桃太郎だったが、突然現れた謎の白ウサギにイタズラされて追いかけたところ西の異世界「パラミシア」に飛ばされてしまう。言葉も文化も風習も、ヒノクニとは何もかも違う世界に戸惑うものの、赤ずきんとの出会いや集う強者達に刺激されて今度は「世界一の侍」を目指す為戦いに挑む。ちなみに新コスは白雪姫からの賜りもの。
使用武器は「真・アカツキ」。悪しき怪物の心を斬る善の刀。
ハンター(CVイメージ:鳥海浩輔)
さすらいの解呪者(ディスペレイター)。冷静沈着で多くを語らない。二丁のブレイドガン「スパロウマン」を手に淡々と【呪い】の怪物を狩っていく。本名はおろかその素性や目的も一切不明の謎に包まれているが、実力はあの白雪姫も一目を置くほどである。一人称は「俺」。
エフェメール(CVイメージ:三森すずこ)
愛称はエフィー。ハンターと行動を共にする妖精の少女。過去に密猟者から助けてもらって以来、彼を慕うようになる。やきもち焼きな性格。妖精のベルを使ってハンターをサポートする。
ジークフリート(CVイメージ:福山潤)
【呪い】の怪物に滅ぼされた「キグナス小国」の王子。母国の復興と怪物達への復讐を胸に解呪者(ディスペレイター)になる。色白で儚げな美少年だがプライドが高く神経質な性格な為、周りと衝突する事が多い。カエルが大の苦手。一人称は「僕」。「アルビレオ」と呼ばれるランスを手に華麗に戦場を舞う。
アラジン(CVイメージ:櫻井孝宏)
砂漠の国からやってきた旅の魔法商人。飄々とした性格でいつもニコニコしており基本丁寧な言葉遣いだが、生粋の魔術マニアでありその筋の話になると途端に目の色が変わり、ついでに口調もマッドサイエンティストめいたものになる。『黄金の国』と呼ばれている東国から来たという桃太郎に興味を示している。 一人称は「私」。(たまに「俺」になる。)
武器は裏手で操るショーテル。いざという時は魔法のランプの魔人を呼び出して戦う。
ルンペルシュテルツキン(CVイメージ:松風雅也)
正体不明の怪紳士。ある人物の命を受けパラミシアに【呪い】を蔓延らせ、各地で暗躍する。紳士らしく常に敬語で喋るが吐き出される言葉はいずれも毒と皮肉に満ちている。
ヘンゼル(CVイメージ:國立幸)
皮肉屋で強欲な性格。他人から大切なものを奪い、絶望する顔を見るのが好き。だがグレーテルが泣きだすと必死になだめようとする兄らしい一面も持ち合わせる。武器はトンファー状の両刀「ビター・ブラック」。好きなお菓子はチョコレートやクッキー等の焼き菓子系。
グレーテル(CVイメージ:野中藍)
ヘンゼルの双子の妹。無邪気で愛想良い女の子に見えるが兄以上の欲張りでわがまま。欲しい物を手に入れる為なら手段を選ばないが、同時に飽きっぽい。実は泣き虫。武器はキャンディの形をした杖「シュガー・ホワイト」。振るうと相手はたちまり眠りにつき、甘い夢に誘われる。(戦闘時はフォーク状の槍になる。)好きなお菓子はケーキやシュークリーム等のクリーム系。
アリス(CVイメージ:ブリドカットセーラ恵美)
赤ずきんが森で出会った謎の少女。底抜けに明るくお喋り。そしてかなりの気分屋。赤ずきんの事を「真っ赤なイチゴちゃん」と呼んでとても懐いているが、赤ずきんと仲良くする相手は快く思っていない様子。その能力はまだ未知数で突然現れて突然消える、不思議な少女。
マッドハッター(CVイメージ:山口勝平)
支離滅裂な言動を繰り返し研究所でもやりたい放題でOZも頭を痛めている。帽子やポケットからピストルやダイナマイト、怪物まで取り出す。ティーパーティーが大好きで紅茶に対する入れこみが強い一方、コーヒーは蛇蝎の如く嫌っている。
いばら姫(CVイメージ:遠藤綾)
精霊の血を引き、強大な魔力を持つプリンセス。普段は魔力を制御するために棺の中で眠る。性格はおっとりとしているが、彼女の眠りを妨げる者は棺を囲む魔法の茨によって排除される。『赤い林檎』の副リーダー。
白雪姫とは親友同士で良き理解者。白雪姫も彼女には頭が上がらないでいる。本体は眠っている為、テレパシーで会話する。たまに棺から出る時があるが、終始ねぼけ眼である。
魔女ストレーガ(CVイメージ:豊口めぐみ)
パラミシアの伝説に語り継がれる闇の魔女。箒に乗って空を飛び回り、気まぐれに人の前に現れては呪いをかけたり願いを叶えたりすると言われる。何処に住んでるのかは誰も知らない。【呪い】を解く方法を彼女が握っていると考えている赤ずきんに追われているが、そんな赤ずきんをおちょくって面白がっている。しかし時折見守っているような素振りも・・・・?
仮面の剣士エンジュ(CVイメージ:神谷浩史)
パラミシアじゅうを騒がすテロリスト四人組のリーダー。二刀流の黒い刀を携えた仮面の剣士。独自のやり方で弱者を虐げる強者に鉄槌を下す。謎多き男だが、他のメンバーからの信頼は厚い。かつて桃太郎と深い因縁のあった「ある人物」によく似ている為、桃太郎は執拗に彼を追っている。
バッド・ブルー(CVイメージ:岡本信彦)
狼の亜人種の少年。狼というだけで人々から忌み嫌われて生きてきたが、救いの手を差し伸べてくれたエンジュに一筋の希望を見出す。エンジュの望みを叶える事が自分の使命だと思っており、彼の為なら自身を危険にさらす事も厭わない。住んでいた村で虐待されていた為人間不信でひねくれ者だが、エンジュに褒められると無邪気な笑顔を見せる。
優れた嗅覚と聴覚を生かし、目にも止まらぬスピードで怪物や邪魔者を排除する。使用武器は半月型の刃が付いたダブルブレード「ミッドナイト・ロア」。
フック(CVイメージ:中村悠一)
海賊の元船長で四人の中では唯一の普通の人間。訳あって船を降りて今は自称「ただのしがないチンピラ」。元海賊ゆえ財宝に対する知識は深く、エンジュ達からも重宝されている。口も態度も粗暴だがバッドとも喧嘩しつつなんやかんやで面倒見がいい兄貴分的な性格。趣味は意外にも料理。
ひょんな事から白雪姫に惚れ、一方的なアプローチをするが全力で拒否られている。
D・D(CVイメージ:安元洋貴)
悪役四人組の一人。元は魔術師を志す普通の青年だったが、悪の魔術師に騙されて「邪竜」と融合させられる。その為他の三人に比べてかなり大人しい性格。本人曰くエンジュは「恩人」で、彼の役に立つ為ならと本来は嫌いな悪事もためらわず行うが、性格が災いしてヘマばかりしてしまう。そんな彼の能力とは・・・・・・・。
OZ(CVイメージ:石田彰)
メルヴェイユ大陸に名を轟かせる大企業「エメラルドカンパニー」の若き総帥。【呪い】の対策にも協力を惜しまないがその裏では・・・・・・・・・・・。
悟空(CVイメージ:細谷佳正)
ならず者三人組のリーダー的存在。血の気が多く尊大な性格をしており、常に戦いに飢えている。OZ達に忠誠心は無いが強いヤツと戦えればそれでいいと思っている。武器は例の如く如意棒。変幻自在の妖術を駆使して戦う。自分にワンパンを食らわせた桃太郎をライバル視する。何故か関西弁で喋る。
マッチ売りの少女アリュメット(CVイメージ:荒川美穂)
ならず者三人組の一人。放火と爆破の常習犯。薄幸そうな見た目とは裏腹に口調はやや辛辣。一人称は「ボク」。悟空を「猿」と呼んだりルンペルを「変なコート」と呼んだり、基本的に他人の名前は覚えない。気に入ったモノにはすぐに火を付けたがる危険な性格。美味しい物には目が無く、所かまわずよだれを垂らしてしまう。
燃やした人間の魂を封じ込めたマッチの炎で幻惑攻撃を得意とする。
マゴス・ハーメルン(CVイメージ:杉田智和)
ならず者三人組の一人。手足の長いピエロのような風貌の男。異様なまでに無口でよっぽどの事が無い限り自分から喋る事は無い。笛の音色でコミュニケーションをとるが、何故か相手には通じている。3人の中で最もOZ達の思想に心酔している。
魔法の笛でどんな生き物も意のままに操る事が出来る。
マリー・ゴルディロックス(CVイメージ:水瀬いのり)
熊の親子に育てられた少女。病気で働けない父熊の代わりに一家を支える為、白雪姫のメイドとして住み込みで働いている。性格は素直で天真爛漫。自家製蜂蜜をふんだんに使った料理が得意で、特にパンケーキは絶品。一生懸命働く姿と屈託の無い笑顔で仲間に元気を与える『赤い林檎』の癒し的な存在である。
語尾に「~ですなの。」を付けて話す。
長靴をはいた猫(CVイメージ:宮田幸季)
本名はアレハンドロ・フェデリコ・イ・マルティネス・ペロー二世。長いので「ペロ」と呼ばれている。話術と知略に長けた【赤い林檎】の参謀。背筋を伸ばし礼儀正しく振る舞うが、ついうっかり猫の本能が出てしまう事も。戦闘は苦手らしく、もっぱらジャックや裸の王様達に任せている。いざという時はか弱い猫の眼差しで油断させて逃げる。
ジャック(CVイメージ:岸尾だいすけ)
元は盗賊だったが現在は足を洗って【赤い林檎】の基地の前にある【天空の森】の森番をしている。が、ほとんど居眠りをしてる為敵の侵攻を許してしまう事もしばしば。極度の口下手らしく、話す時は傍らのガチョウ(下品な口調)と黄金の竪琴(おばさん口調)を通して喋る。【天空の豆の木】を育てる事が出来る唯一の人物で、品種改良した豆の木とガンアックス「巨人殺し」を駆使して戦う。
裸の王様(CVイメージ:石井康嗣)
アンデルス王国の国王。【怪物】に滅ぼされた国の復興の為、また白雪姫の正義の心に感銘を受けて【赤い林檎】のメンバーになった。少々暑苦しいが寛容で、愛国心に溢れる義理堅い人物。一見すると裸にしか見えないが、実は【愚か者には決して見えない鋼鉄の鎧】を身にまとっている(と、本人は言っている)。戦闘時はコンクリートの壁をぶち破る威力のパワーを生かした肉弾戦を得意とする。(本人は鎧の力だと言っている。)
雪の女王(CVイメージ:高山みなみ)
【冬の山】と呼ばれる雪山の頂にそびえる『氷の城』の主。城に足を踏み入れる人間を容赦なく氷漬けにすると言われ、人々に恐れられているが・・・・・・
おばあちゃん(CVイメージ:一龍斉貞友)
赤ずきんの祖母で、パティスリー「おばあちゃんの真心」の店主。若い頃は魔族をも震え上がらせたという凄腕のハンターだったらしい。赤ずきんの理解者で、彼女に狩りの術を叩きこみ、怪物殺戮マシーンにした張本人。得意なお菓子はガレットとチョコチップクッキー。
ラプンツェル(CVイメージ:斎藤千和)
【赤い林檎】の支援者。マイペースな快楽主義者だが、円卓の騎士にも顔が利くなど、パラミシアではかなりの大物として知れ渡っているようだ。
長年の引きこもり体質が抜けず、普段は街はずれの塔の中でダラダラ過ごすぐうたら人間だが、【赤い林檎】の活動資金はほぼ彼女が援助している為メンバーの多くは逆らえない。「~のねぇ。」や「~だわん。」など、やたら語尾を伸ばして喋る。白雪姫の事を「雪ちゃん」と呼んでいるが、本人には嫌がられている。自在に長さを変えられる魔法の髪の毛を操る。
人魚姫アラーナ(CVイメージ:茅野愛衣)
美しい歌声を持つ人魚の少女。過去の記憶が無いらしく、自分探しの為に赤ずきん達と同行する事を決める。ちょっとドジだが、誰とでも心を通わせられる優しい性格。だがバッドなどの獣人は少し苦手らしい。彼女の発する歌は、癒しの力を持つ他、海を操るなど様々な効果を発揮する。