曖昧さ回避
『3びきのくま』のゴルディロックス
一応この話の主人公なのだが、「こんなことをしてはいけませんよ」という教訓を子供に与えるための話であるため非常に行いが悪い。最後に怖い思いをするのがその報いという形になっている。
あらすじ
ある日、森の中で一軒の家を見つけたゴルディロックス。そこは熊の親子が住む家だった。
熊たちが揃って留守にしていたために、何も知らずに勝手に入りこんでしまうゴルディロックス。お腹がすいていたので勝手にお粥を食べ、疲れていたので勝手に椅子に座り(しかも壊し)、しまいには勝手にベッドに入ってそのまま眠ってしまう。
やがて、なんだか騒がしいなと目を覚ました時、ベッドのそばには散々家を荒らされて不愉快そうな三匹の熊が……
慌てて窓から飛び出して逃げるゴルディロックスだった。
説明
"gold"は「金」、そして"lock"には「頭髪の房」という意味がある。ゴルディロックスはそれが合わさって「金髪」という意味になり、絵本などではたいていその通りに金髪で描かれる。
現代、"goldilocks"と全部小文字で普通名詞として書いた場合は「金髪の美女」を意味する。またこちらは俗語だが、童話の中のゴルディロックスの行いから「高価な品には手をつけないが、食べ物あさりなどをする泥棒」という意味で使われる場合もある。
関連タグ
- ゴルディロックスゾーン - 天文学用語で、生命の存在に適した「ちょうどいい」環境の領域のこと。童話の中でゴルディロックスがおかゆ、椅子、ベッドをそれぞれ試し自分に適した「ちょうどいい」ものを選んでいくことにちなむ。
『ハイ・ホー7D』のゴルディロックス
エピソード「ゴルディロックスと7D」に登場する。
『3びきのくま』のゴルディロックスを元にしたキャラクターだが、それに輪をかけてたちが悪い。