Ultra HD Blu-rayは、2015年にBlu-ray Discを拡張した光ディスク規格。UHD BD、4K Ultra HDブルーレイとも。
4K UHD2160p -(3840×2160 60fps)と8K UHD4320p
-(7680×4320 60fps)にも対応してる。
2020年に発売されたソニー・インタラクティブエンタテインメントのPlayStation 5にてゲームソフトのディスクとして採用された。誤解されがちであるが、Xbox Series Xは引き続きBD-ROMを採用している。
該当作品の販売形態について
作品によっては箱に入った特別版やコレクター向けのコレクターズエディションとなるのも発売されている事もあるが、こちらは購入するとセットで付いてくる特典となるグッズを封入するための入れ物となっている場合がほとんど。
従来のBD-BOXの販売方法とは違い一枚単位のディスクを複数枚にしてひとつのBOXにまとめた方ではなくたった一枚単位で作品が従来のBlu-rayより複数まとめられる大容量のディスクである。
規格
25GB×2層、33GB×2〜3層で最大100GBの記憶容量を実現。動画収録のコーデックはH.265を使用する。HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応した。記憶容量を4Kの画質のために高速でロードするため、ディスクの読み込み時の騒音はBD-ROMより大きくなる欠点がある。
ゲーム機ではXboxOneS、XboxOneX、XboxSeriesX、PlayStation5が対応。ディスクのコピーガードにかなり特殊な技術が使われているので、PCでUHDBDを再生する場合はインテル製CPUでマイナーな機能を有効化させる必要があるなど、きわめて再生難易度が高くなっている。
BD-ROM Version 1.0と同じ「25GB×2層」のフォーマットもあるが、ファイルシステムやコーデックなどが変更されているため、従来規格とは互換性がない。
映像表現については、4Kと8Kに及ぶ高解像度化により今までの光ディスクと従来規格のBlu-rayに比べて映像で再現する事ができる表現色が増えた。(Ultra HD Blu-ray対応のBlu-rayレコーダー、Blu-rayプレーヤーのメーカーが配布する一般向けのリーフレットより)
2017年より4K放送が広く知られて普及が芽生え、現時点で4K専用盤は映像制作会社向け(業務用の光ディスク)のみで、録画用の規格はBD-R/REとの兼用となる(録画モードでBS4K/CS4Kは4K対応モードを選べる事から)。また、此の影響でDVD-R/RW/RAMを始め、(中にはBD-R/REも)生産完了するメーカーも出ている。