※注意※
この作品には性的・暴力的な表現が非常に多く含まれています。
公式Tumblrの18歳未満の閲覧は、作者様により固く禁じられております。
概要
Underlustは、RPG「Undertale」から派生した二次創作(AU)のうちの一つ。
作者はNiel氏。
lustとは「色情,肉欲」を意味し、地下世界のモンスターたちがみな色欲に溺れてしまったAUである。
以上の理由から公式Tumblrには成人指定のフィルターがかけられているので、18歳未満のユーザーは閲覧できない。
TumblrとPatreonにて本編と番外編が連載されていたが、2018年12月17日より施行されるTumblrの新ガイドライン(アダルトコンテンツの投稿全面禁止)とNiel氏の体調不良により、2018年12月12日を以ってパブリックドメインコンテンツとなった。
あらすじ
主人公は原作と同じくフリスク。真っ赤なバラが舞い散る地下の花畑に落下してしまい、そこでロジーという喋るバラに出会う。共に記憶喪失である1人と1輪(?)は手を取り合い、共に遺跡からの脱出を図ることになる。
しかし、意気揚々と進む彼らの後ろには、赤い目をぎらつかせて微笑む不穏な影が佇んでいた。
順調に遺跡を進んでいくと、道中で煙草をくわえた目つきの悪いゴースト・ナプスタブルークと出会う。彼は2人を見るなり、「君たちはやつらと違うにおいがする」「遺跡から出ないほうがいい」と警告をして消えてしまう。
言葉の真意が分からず困惑する2人にそっと声をかけた別の影。振り返った彼らの前に現れたのは、混乱した様子の白いヤギのモンスターだった…。
主なキャラクター
フリスク(Frisk)
特徴的なボーダー柄のセーターを着た人間。無性別で、年齢は18歳以上。
地下に落下した際に記憶を失っており、自分の名前も分からないまま目を覚ましたところ、言葉を話すバラ・ロジーと出会う。
ロジー/ロージー(Rosie)
フリスクが花畑で出会った言葉を話すバラ。
喜怒哀楽がはっきりとしていて人懐っこい性格で、フリスクを兄弟と呼び彼(彼女)の腕に巻きついて移動する。
フリスクと同じように記憶がなく、遺跡から出たことも一度もないらしい。
トリエル(Toriel)
フリスクが落ちた地下遺跡の管理人。デルタルーンが刻まれたボンデージを身に着け、上から黒いマントを羽織っている。
情緒が非常に不安定で、ヒステリックを起こすこともしばしば。そのため遺跡の住民からもあまり快く思われていない。
サンズ(Sans)
紫のコートと胸元のハートが特徴的なスケルトン。好物はマヨネーズ。
ショーパブ「Grillby's」に入り浸っており、酒を飲んだりポールダンスを披露したりしている。本編・番外編ともにフリスクと出会ったことは一度もない。
他のAUへ移動できる能力を持っており、たびたび出かけてはとんでもないことをやらかして帰ってくる。たまに痛い目にも遭う。
パピルス(Papyrus)
ぴっちりとした黒いスーツとピンクのチューブトップに身を包んだスケルトン。Royal Harem(ロイヤルハーレム)に入団することを夢見て、日々アンダインに特訓を受けている。
メタトンと、彼が放送しているTVクイズショーが大好きで、毎回ファンレターを送ったり会場に見に行ったりしている。
メタトン(Mettaton)
腹部のひび割れたタマシイと眼鏡が特徴的なロボット。
元々は地下世界一のスーパースターだったが、とある事件に巻き込まれ肢体とタマシイに修復不可能なダメージを負ってしまう。
事件以降は代替ボディでショーを続けているが以前のような煌びやかさはなく、モンスターたちから笑い者にされている。
アンダイン(Undyne)
Royal Harem団長。ビキニアーマーのような鎧とハート型の眼帯を身につけている。
原作同様、全ての者に優しすぎるパピルスにはあまり入団してほしくないらしく、特訓と銘打って様々な身の回りのことを教えている。
アルフィー(Alphys)
国王直属の科学者。黒いサングラスをかけていて、胸部を強調したショート丈の白衣を身に着けている。
オリジナルのようなおどおどした態度はあまり見せることがなく、自分の研究作品には大きな自信を持つ。
グリルビー(Grillby)
ショーパブ「Grillby's」のマスター。アンダーウェアのようなタンクトップと黒いサングラスが特徴。原作のグリルビーとは違っておしゃべりでよく怒鳴る。
毎日パブに来ては酒を飲み下品なジョークを飛ばしまくるサンズに苛立ったりもするが、真面目な話にはちゃんと耳を傾けたり、酔いつぶれた彼を家まで送っていったりと面倒見はいい模様。
関連タグ
※ネタバレ注意
この先にはUnderlustの一部キャラクターの本質に関するネタバレ、また性的・暴力的な文章が含まれます。
主なキャラクター
トリエル(Toriel)
元々は夫のアズゴアと共に地下世界を統べていた女王で、ニンゲンのタマシイをすでに5つ所持している描写がみられる。
また、子どもはいないと彼女自身言っているが、過去に息子を流産した経験がある。息子はアズゴアの手の中で塵となり、バラ畑に降り注いだという。名前をつける間もなく死んでしまった息子のことが相当なショックだったのか、流産当時のことを覚えていないらしい。
(「アズリエルはどこにいるの?」というユーザーの質問に「アズリエルって誰?」と首をかしげている記事がある)
ロジー/ロージー(Rosie)
自身のことをなにも覚えていないと言うが、その正体はトリエルが流産した息子の塵がバラに降り注ぎ、新たな命となったもの。
生まれて間もなく死んでしまったためか彼女の息子としての記憶は一切なく、遺跡で彼女と出会っても特にリアクションはなく、それどころかヒステリックさにすっかり怯えてしまっていた。
サンズ(Sans)
己の快楽のためなら老若男女に手を出し、公然の場で事を致すことに何のためらいもない真正の色欲者。
それはとどまる所を知らず、Underlustの世界だけでなく他AUの住民にも手を出し、あるAUのサンズに殺されかけても手を止めないほど性欲に憑りつかれている。
パピルス(Papyrus)
サンズ同様快楽に対する執着を持っており、一度火が点けばサンズよりも危うい。
また好意を寄せた相手に強く依存する傾向があり、毎日のように手紙を送る・自宅や仕事場にまで押しかけるなどストーカーじみた行為が目立ち、そのせいで相手に逃げられることが多い。
メタトン(Mettaton)
とある事件……ファンによるレイプ事件によって、彼のソウルは修復不可能な状態にまで壊れてしまった。
ボディが直っても片目だけが破損したままなのは、この世界では「目はソウルの窓」と考えられているため。
"There are some things not even science can fix."
(科学の力でも解決できないことがこの世にはある。)
さいごに
前述の通り、Underlustは現在パブリックドメインAUとなっています。
これによりUnderlustを用いた二次創作物の制作や、独自の設定をつけたUnderlustを作ることができます。
しかしパブリックドメインとなった作品は、「著作権」は消滅していますが、著作物の作者(この場合nsfwshamecave氏)が精神的に傷つけられないよう保護する「著作者人格権」は消滅していません。
著作者の人権を著しく損なうような、著作者をバカにするような悪質な改変を行うことは禁止されていますのでご注意ください。
詳しくは→ 著作権フリー