ストーリー
由緒正しき殺し屋の家系に生まれたビクターは、ギャングのボスからローズという女性の殺害を依頼される。ローズは贋作の絵を使ってギャングから大金を騙し取った女詐欺師だった。
いつものように仕事に取り掛かるビクターだったが、なぜか都合よく不幸が続き、ことごとく失敗に終わる。いつの間にか標的であるはずのローズに惹かれてしまったビクターは、別方向から攻めてきたギャングの追っ手から、思わず彼女を助けてしまう。
さらには、たまたま加勢した通りすがりの一般人トニーを巻き込み、3人での逃避行が始まった。
概要
1993年のフランス映画『めぐり逢ったが運のつき』をイギリスでリメイクした作品。
日本では劇場未公開のビデオスルーで、2011年12月2日にDVDで発売された。
登場人物・キャスト
ローズ - エミリー・ブラント
詐欺師。贋作を使ってギャングから大金を掠め取るが、ちょっとしたことでバレてしまい追われる身に。成り行きでビクター、トニーと行動を共にする。出会いがしらにビクターを好きになりかけたが、その自由な性格のせいで喧嘩ばかりする。
ビクター・メイナード - ビル・ナイ
代々続く殺し屋の家系の末裔。生真面目な紳士。壮年になるのに身を固めないので、母親からゲイではないかと小言を言われる。ローズに運命を感じて行動を起こすが、道中では喧嘩ばかりする。
トニー - ルパート・グリント
無精髭を生やした若者。堅気として暮らしていたが、実は銃撃の才能が眠っており、ビクターに開花させられるのび太系男子。親がいない。
ルイザ・メイナード - アイリーン・アトキンス
ビクターの母親に当たる老婆。最強。
ファーガソン - ルパート・エヴェレット
ローズに騙されたギャングのボス。殺し屋の雇い主。
ヘクター・ディクソン - マーティン・フリーマン
殺し屋。ビクターが裏切ったため、ファーガソンに雇われた。ビクターと並ぶ業界ツートップを自称しているが、実際は永遠の二番手。
ファビアン - ジェフ・ベル
ディクソンの相方。
マイク - グレゴール・フィッシャー
ファーガソンの手下。
ジェリー・ベイリー - ロリー・キニア
ナショナル・ギャラリーで絵画修復をしている贋作師。ローズに手を貸したばかりに……。
スタッフ
監督 - ジョナサン・リン
脚本 - ルシンダ・コクソン
原作 - ピエール・サルヴァドーリ『めぐり逢ったが運のつき』
製作 - マイケル・ローズ / マーティン・ポープ
製作総指揮 - スティーヴ・クリスチャン / マーク・サミュエルソン / ジョアン・ストーカン / ナイジェル・トーマス / シャーロット・ウォールズ / ナイジェル・グリーン / フィリップ・マルタン
音楽 - マイケル・プライス
撮影 - デヴィッド・ジョンソン
編集 - マイケル・パーカー
製作会社 - Magic Light Pictures / CinemaNX / Isle of Man Film / Entertainment Film Distributors / Matador Pictures / Cinema Four / Regent Capital
配給 - Vue Entertainment(イギリス) / Rézo Films(フランス)
データ
公開 - 2010年6月18日(イギリス) / 2010年7月7日(フランス)
上映時間 - 98分
関連タグ
映画 / 洋画 / イギリス映画 / フランス映画 / アクション映画 / 映画の一覧