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概要

上部に20mm炸裂弾ランチャー(従来のグレネードランチャーとは異なり高速で水平に弾丸が飛ぶ新たな分類の武器)、下部に5.56mm口径のアサルトライフル(試作型ではそのままG36ベース)を備える個人携行戦闘兵器。

様々な試作モデルがあり、初期は緑色でXM8とAk5を併せたようなデザインのものや、歪な形状の物まである。

これに標的捕捉・射撃管制システムを搭載しており、従来型と比して「最大で500%」という非常に高い効果を謳われたが、コストの高さや重量などの問題をクリアすることができず、2004年に計画は中止された。

メディアやゲームでよく使用されるモデルは1999年の物である。

計画の中止後は各モジュールを分割し、それぞれを個別の銃として作っていく代替案が進められ、XM25XM8の開発に繋がった。当初、性能面・コスト面共に大きな問題も無く進んでいたが、最終的には両方とも計画が中止されている。

だが、下部モジュールにアサルトライフルではなくアンダーバレルに装着するサブマシンガンを使う案があり、これがかの有名な名銃の一つであるH&K MP7に発展したため、本銃の計画の全てが無駄になったわけではなかった。

創作において

2000年代前半の作品ではこの銃は先進的な未来の銃として人気があり、採用されたSFの世界線をゲームや映画等で見ることができる。

その最たる例は初期のゴーストリコンシリーズだろう。(ちなみにグレネードランチャーを取り外し、ワイヤーストックを装着したカービンモデルも登場する。)

007 ダイ・アナザーデイでは、北朝鮮将校がG36からモックアップしたプロップガンを持っている。

ジャン・クロード・ヴァンダム主演のユニバーサル・ソルジャーではMP5をモックアップしたものが使用されている。

ちなみに、2000年代前半の洋ゲー(主にトム・クランシーシリーズ)に登場する韓国軍はK11のモデリングを作るのが面倒だったのか、外見が似ているXM29をそのまま流用しているものもある。

ゲーム『007 ナイトファイア』では、AIMS-20として登場。アサルトライフルとしては高水準に纏まっており、3点バーストとグレネードを切り替える事が出来る。スコープも特別製。

かなりお世話になったプレイヤーも多くいたようだ。

ただし現在ではそのビデオカメラの様なスコープやサイズの大きさから半ばレトロフューチャーになってしまい、全く見なくなってしまった。

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もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな:これを目指していたらしいのだが……結果は概要のとおりである。

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