概要
ネオアクシズの首領「アポロン総統」が使用する機動兵器であり、作中最後の敵として登場する。「システムXN」と呼ばれる次元転移装置を搭載しており、あらゆる場所に空間転移を行うことができるほか、「ヘリオス要塞」と呼ばれる特殊な空間を作り出すことも可能。
最初は巡航艦の姿で登場し、全体攻撃のミサイルが脅威となるだろう。防御力は並みなので必殺技を適度に使えば攻撃面は問題ない。戦線崩壊しないようリライブ光線を張り続ければまず切り抜けられるだろう。
さらに、追い詰められると変形してゲシュペンストに似た人型の上半身が現れ、真の力を発揮するようになる。最初は行動してこないため、建て直しは必ずこの時に行うこと。HPだけでなくTP回復も一度ここで整えておくとよい。動き出すと単体攻撃中心に攻めてくるが、自己修復機能も持っており、生半可な攻撃ではすぐに再生してしまう。防御力を跳ね上げたうえで回復をしてくるため、流星キックの使いどころがかなり重要。終盤になると、稀に頭部左右の砲台から無音の爆撃を仕掛けてくることがあるが、えげつない威力の全体攻撃であるうえ、気絶の追加効果を伴うので、良くてパーティが半壊する。
アムロ・レイ、南光太郎、モロボシ・ダンの3人を主力とするZEUSの前に現れ、圧倒的な攻撃力でアムロ達を苦しめるもあと一歩のところで敗北し、最後はアポロンと共に次元の狭間に消えた。
メカニックデザインは大河原邦男。
その後と末路
『スーパーロボット大戦OG』シリーズでアムロや南光太郎、モロボシ・ダン達ヒーローに敗れた後どうなったのかが明らかにされており、敗北して次元の狭間に飲まれたXNガイストは崩壊したがコア部分は残った。
元の世界に帰ろうとしたアポロン総統ことギリアムはシステムを作動させ多くの平行世界を彷徨ったが元の世界には戻れず、「向こう側」の世界に漂着。そこで「ヘリオス・オリンパス」の偽名を名乗ったギリアムはテスラ・ライヒ研究所にシステムを持ち込み研究を行っていたが、起動実験に失敗。ギリアムはOGの世界に飛ばされてしまい、残ったシステムXNはシャドウミラーに利用されてしまう。しかしシステムXNはギリアムがいないと正しく動作せず、結果さらに別の並行世界に飛ばされたものや次元の狭間に消える者が出てきてしまった。
OG2でこちら側に侵攻してきたシャドウミラーを退けたギリアムは、二度とシステムを悪用するものが出ないようシステムXNそのものを爆破処分。「向こう側」に残されたシステムXNもアクセル(アニメ「ジ・インスペクター」ではベーオウルフ)の転移時に爆破されており、ここにXNガイストの残滓は全ての平行世界から消えた。
関連タグ
ツヴァイザーゲイン:システムXN「アギュイエウス」を頭部に移植している