ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

カワサキが発売していたバイク。

国内では400cc、750cc、1100ccの三種類の排気量が設定されていた。


1990年代にネイキッドブームを巻き起こした名車であり、カワサキのブランドイメージにも影響を与えた。


ZEPHYR編集

1989年発売。

排気量は400ccで、単に「ZEPHYR」と呼ぶ場合はこのモデルを指す。


そのスタイルは、往年の名車Zを思わせる古典的なもの。

エンジンも空冷2バルブで最高出力46馬力と目を見張る数値は無く、戦闘的なスタイルとカタログスペックばかりが注目されていた当時としては平凡なバイクであった。


しかし、カタログスペックを意識せず、バイク本来の美しさを追求したこのコンセプトが市場に受け入れられ、大ヒットを記録。

レーサーレプリカブームの波に乗りきれず、業績を悪化させていたカワサキの二輪部門を立て直すまでの活躍を見せた。

更に、他社が触発され追従した結果、ネイキッドブームが発生し、後にレーサーレプリカブームを終焉させる一因にもなった。


カウルが無い古典的なバイクは昔から多数存在したが、国内においてそれらを「ネイキッド」とジャンル分けする契機となったのは本車である。


1996年にはZEPHYRχ(ゼファー・カイ)にモデルチェンジ。

ライバルの高性能化に対応するため、最高出力53馬力の4バルブエンジンを搭載し、足回りも強化された。

年次によってはZと同じカラーリングパターンを採用し、人気を博した。


2009年に生産終了。


ZEPHYR750編集

ゼファー750@パステル画

1990年発売。

400ccの大ヒットにより、大型バージョンを望む声が市場から高まったために発売された。


デザインは全体的に丸くなり、エンジンも頭の丸いタペットカバーを採用。

排気量と合わせ、Z2のイメージを強く感じさせるものとなった。

また、後述のZEPHYR1100が大きく重い事から、本車をベストバランスと評する声もある。


1996年には、スポークホイールを履いたZEPHYR750RSを発売。

2003年に一足早く生産終了となるも、生産数が少ない事もあり未だに高い人気を誇る。


2007年に生産終了。


ZEPHYR1100編集

依頼用 ZEPHYR1100

1992年発売。


デザインは400ccを巨大化させたようなもの。

渦巻き状の5本スポークホイールは本車のアイコンとなっている。


ZEPHYR750同様に、一時期はスポークホイールのZEPHYR1100RSをラインナップしていた。


2007年に生産終了。


余談編集

実車は登場時から現在に至るまでカスタムベースとして人気が高い。

Pixivにおいても、カスタムされた状態のイラストが多い。


関連項目編集

Kawasaki バイク

関連記事

親記事

Kawasaki かわさき

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 153382

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました