概要
カートゥーンネットワークで放映されている『アドベンチャータイム』の二次創作で使われるカップリング名称。
キャンディ王国のプリンセス・バブルガムと、吸血鬼マーセリンの百合カップリングを意味する。
Bubblegum × Marcelineで「Bubbline」。日本だと表記のどっちが先か後かで攻め受けの意味を持つことが多いが、語感を重視する海外では特にそういう立ち位置を意味するものではない。
『アドベンチャー・タイム』の二次創作では特に人気がある百合カップリング。作中ではしばしば衝突する、ケンカ友達のような間柄。
実は製作側も気に入っているらしく、シーズン3の第32話『僕の大切なもの』の中では、二人の同性間での恋愛をほのめかすシーンがあると話題になった。脚本担当のスタッフが当カップリングをはじめとした各種ファン活動からインスパイアを受けていることも明らかになっている。
また、101話「ヴァーミント」やマーセリンのミニシリーズでも二人の絡みが多くみられる。
因みに公式がやらかした性転換エピソードに登場する、プリンス・ガムボールとマーシャル・リーのカップリングを見かけることも。
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アドベンチャータイム カートゥーンネットワーク 海外アニメ プリンセスバブルガム マーセリン
「僕の大切なもの」に対する炎上騒動 (Wikipediaより一部抜粋)
32話放送当時、それまでプリンセス・バブルガムとマーセリンにアニメで一切の絡みがなかったことから(同じ画面に映ることはあったが明らかに他人同士であった)本国では議論が巻き起こった。
番組の製作総指揮である Fred Seibertが舞台裏ビデオの中で、「我々はファンの憶測や刺激の強いファンアートに対して夢中になっており、皆さんにもそれを楽しんでいただきたいと思ったのですが、ちょっとやりすぎました」と発言したことにより、論争はより過熱した。その結果、すぐにその回の予告動画を含む全ての動画と、アドベンチャー・タイムのチャンネルがYoutubeから削除されたが、『僕の大切なもの』自体の再放送は続いている。
原作者のウォードはこの騒動に対しては中立の立場をとっており、「ネットは過激な主張に満ちており、今回の騒動はあまりにも大きいので、僕はコメントを控えます」と話している。
以下、最終回のネタバレを含みます
なんと最終回でキスをして正式なカップルとなった。本作が放送されたのは8年間。32話Aパートが放送されたのは2011年なので、およそ7年の時を掛けて二人は結ばれた。
また、最終回のその後の世界を描く「遥か遠い世界で」では、「ずっと遠い昔」も付き合っていた(もしくはそれに近い関係だった)ことが発覚した。
マーセリンが歌ったとある(怒りを込めた)曲にバブルガムが激怒し、「私達もう終わりね」と言い放ってから、何年もギクシャクした関係が続いていた模様。
マーセリンとバブルガムにとっては一種のトラウマであり、二人は原因となったガラス王国へ近づくことさえ避けていた。
最後はかつての怒りの曲を塗り替えるように
「ともに老いることはない アンタは綺麗なまま」「怖いの 幸せが」
と、素直な気持ちと愛を曲にしてバブルガムへと贈った。