概要
特殊部隊向けに開発されたAKs-74uのブルパップ式ライフルで、ソビエト(ロシア)のトゥーラ造兵廠(現KBP社)でAks74uのパーツを流用しながらも、設計を単純化し、ブルパップ化したのがこの銃である。
またサイレンサー標準装備で、取り回しも良い様だ。
使用弾は7.62mm×39と9mm×39である。
しかしこの銃、取り回しは良いが、いざ使ってみると、排莢口(コッキングレバー)が右側しかなく、セレクターもレシーバーの関係上、トリガーより離れており、使いづらい、等の場合によっては致命的欠陥とも取られかねない、ブルパップ方式特有の大きな問題を残してしまっている。
ソ連崩壊後、このグローザをベースに欠陥を解消したA-91や9A-91等が開発された。
しかし現在でもスペツナズで運用されており、海外へ輸出もされている。