概要
CV:土岐隼一
主人公の婚約者アルノルト・ハインの従者である。主人公のリーシェを除き、アルノルトにはっきりと進言できる存在である。
プロフィール
人物
容姿
アメジスト色の瞳に銀色の短髪でアルノルトに負けず劣らずの長身である。本編では書かれていないが、たまに眼鏡をかけるらしい。
経歴
本編開始前まで
アルノルトの父親である皇帝が重用する侯爵家の長男。元々はガルクハイン国の騎士候補生で、剣術も強く人を動かす力もあると将来を期待される存在であった。しかし、父親の侯爵から暴力的な厳しさで指導され、10年前に大きな怪我を負った。その結果、剣を握れなくなってしまい、家から勘当同然の身の上になった。当時は投げやりになっていたこともあり、9歳で母親と自らの臣下を全て殺害したアルノルトに仕えることになった。眼鏡を掛けるようになったのは、アルノルトに書類を読むときに目を細める癖があることを指摘されたためである。
本編での動向
アルノルトがリーシェに求婚する時にエルミティ国の国王を「歓迎の意思表示をしていない」ということで脅しており、結果として夜会後にリーシェとアルノルトが話す機会を作っている。
リーシェに対しては初めて会ったときに「うちの殿下をお願いします」と身内のような挨拶をしている。
アルノルトからの命令を受けてある計画を進めているようだが…。
アルノルト・ハインとの関係
周りに身内しかいないときはアルノルトのことを「我が君」とよんでいる。これについてリーシェは「自分の仕える主人は皇帝ではなくアルノルトだと示しているのではないか」と考えている。はっきりと進言できる理由について彼の護衛騎士に聞かれた際に「アルノルトになら殺されてもかまわないから」と答えている。アルノルトも彼に対しては年齢相応の態度となる。そのため、アルノルトにとっては母親に近いらしく、アルノルトに全く欲が無いことを心配していた。また、アルノルトに「お忍び」の方法を教えたのはオリヴァーとのこと。
関連動画
声優による朗読