このメディアは芸能人・著名人・政治家などの不祥事・醜聞などのゴシップ記事をメインの内容として扱う雑誌や新聞のことを指す。
別名
別名タブロイド、これは「通常の新聞よりも小さい判型で大衆的な内容を扱う新聞」という意味でイギリスから始まったことである、実話誌、これは「誌名に実話を用いたものが多かった」からとも「創作に対する対義語として実話という言葉を用いたから」ともいわれる、などと呼ばれることがある。また、写真週刊誌は写真を主としたこの種の雑誌であるとされる。
記事の信憑性等
これらの雑誌は記事の内容は大衆にアピールできる内容である必要があるが、それらの記事に関しては裏どりを行わず推測で掲載する、あるいは予算の関係で裏どりは行えないため、掲載する内容に関する信憑性は担保されていない。そのため、ソースとして使用することはあまり推奨されない。
また、記事をめぐって炎上したり、当事者から裁判を起こされたり、編集者等が逮捕されたりすることもあるものの、一部ではそれを自らネタとすることもある。
記事への批判
一部の会社や編集部においては、記事に対する批判が起きたり批判が予想される場合に、( 誤った )「報道の自由」や「報道の意義」という言葉を振りかざして自己の正当化を図り、自誌を売るだけ売って後は批判や議論に目を背けて通ろうとする無責任な部数確保と売り逃げの姿勢も相変わらず見られる。
そのほか
- 蛇足だが芸能プロダクションと記者等が結託し、自社が所属するタレントの活躍の邪魔になりそうな同業他社の新人などのスキャンダルを提供、演出、あるいは捏造して業界から排除することがある、とまことしやかに語られている。
- また、スキャンダル等を抑えられた有名人が別、おそらくは自分と関係し、報道されても問題が発生しにくい有名人の情報を提供することにより自らの情報を握りつぶさせる、ということも行われているといわれる。
- また、信憑性が低いことを逆手にとって「一般メディアが報道できないようなやばい情報、あるいはまだ確証の取れていないニュースをリークする」ことも行われることがあるといわれる。