概要
IT企業の本社を多数有することで知られ、先端技術の世界的な中心地と言える。
その顔ぶれはGoogle、Adobe、インテルなど錚々たるものである。
現在でも世界中の企業や起業家が相次いで進出し、発展を続けている。
アメリカではこのシリコンバレー(谷)に肖った二番煎じのエリアが非常に多い。シリコンフォレスト(森)もあればシリコンプレーリー(草原)、シリコンコースト(海岸)、シリコンアレー(街路)、シリコンヒルズ(丘)、シリコンデザート(砂漠)、シリコンマウンテン(山)、マイナーなエリアではシリコンバユー(沼)にシリコンスロープス(坂)、シリコンハーバー(港)なんてのも。
日本でもシリコンアイランド(九州)やシリコンハイウェイ(東北道)と呼ばれたことがあった。しかし、これはどちらかというと電子機器、集積回路といったITより以前の時代の呼び名である。もっとも、近年は熊本が豊富な地下水を生かした企業誘致が盛んになっている。また、世界中に◯◯のシリコンバレーという通り名を持つエリアがある。
ちなみに◯◯バレーという呼び方もシリコンバレーに肖ったものである。とりわけ日本のIT集積地区の一つ、渋谷はビターバレー→現在はビットバレーと呼ばれている(無論、渋谷の谷に掛けている)。
シリコンはコンピューターに使われる素材のひとつ。日本語でケイ素のこと。
なお、こちらのシリコンとは関係ない。