曖昧さ回避
- 「アーサー王伝説」で知られる円卓13番目の席、資質無き者を排除する命取りの座。英語表記は「Siege Perilous」。
- 『勝利の女神:NIKKE』に登場する部隊の一つ。由来は上記の1.と思われる。
当記事では2.について解説する。
概要
エリシオンが保有する暗殺部隊。アークと人類に仇なす人間を排除する。
隊員はNIMPHのリミッターを外されており、ニケでありながら例外的に殺人が可能で、その権限も有している。
ジャッジスと呼ばれる機関からの伝令によって動き、ターゲットを入念に調査し始末するに値するか否かをまず判断する。その結果次第で処分を実行することもあれば、嫌疑不十分で棚上げすることもある。もしターゲットの処遇を見誤った場合は、自身の命を以て贖うのが掟となっている。
尚ジャッジスの構成員は中央政府関係者とのことだが、有力者から袖の下を受け取ったり、私怨で無実の人間をターゲットにする者がいたりと、人を裁く組織でありながら公明正大から程遠い一面も描かれている。また先の掟はシージペリラスのみに当て嵌まるものではなく、ジャッジスの指示に不実な点が認められた時は協議を経て彼らの身に処断が下される場合もある。
ジャッジス以外からの依頼も受けているようで、ミシリスCEOのシュエンは実際にラプチリオンの暗殺を要請しており、イベントMiracle Snow内のストーリーで自社社員の汚職が露見した際も、慣れた様子で彼女らの手を借り社員に制裁を加えようとする場面がある。
手が空いた時は前哨基地のホテルを管理し、客の目に触れないよう接客も行っている。
かつてこの施設は、見えない誰かがサービスを行う謎多きホテルと認識されていたが、後に彼女らの意向で建設され本業の息抜きで営んでいるものと判明した。姿を見せないことに拘っているのは客を怯えさせない配慮と語っている。このためホラースポットのように扱われることもあるが、行き届いたサービスにより利用者の評判は概ね良好な様子。