CV:南里侑香
概要
パール4位→3位→《マイスター乙HiME》五柱・四の柱
所有GEM・通称:破絃の尖晶石(はげんのせんしょうせき)
マスター:真祖
ニナ・ウォンと同じアルタイ公国出身のオトメ。セルゲイ・ウォンにスカウトされ、アルタイの税金でガルデローベに通うことに。
パールクラスでNo.4だった(本当はもっと上位に入る実力があるのだが、意図的に加減を入れてトリアス任命を免れていた)が、No.1のアカネ・ソワールが卒業を待たずマイスターに叙勲されることになったためNo.3に繰り上げられ、不本意ながらトリアスに任命されてしまう。
シホ・ユイットとは仲が悪く、顔が合うたびに彼女をからかっている。
自身の「ジュリエット」というファーストネームを気に入っておらず、親しい知り合い達には「ナオ」と呼ばせている。
愚連隊「しましま団」のリーダーとして学園を抜け出しては街に繰り出す不良生徒である。
適当な金持ちの男をつかまえて楽に生きるのが人生設計と言い切るなど金銭欲が異常に強く、その執着心は後輩であるニナとアリカ・ユメミヤとエルスティン・ホーの下着写真を雑誌に掲載させマージンを取るという行為も辞さないほどである。
そんな不良オトメであった彼女であったが、あろうことか空席であった五柱・四の柱に選定され五柱に就任することとなり、上記の人生設計が完全に狂ってしまった。
アルタイの侵攻後は「同僚」となったナツキ・クルーガーを救出し、彼女と共にエアリーズへ、後に黒い谷経由でガルデローベ奪還作戦に加わった。
後日譚の『Zwei』ではナツキからアルタイ監視を命じられ帰国していたが、ナツキの依頼でニナとともに遺跡調査に向かう。
ちなみに国がいやでガルデローベに行ったのにまさかのアルタイ派遣という結果に、「左遷されてるの?」と愚痴をこぼしていた。
前作では結城奈緒。
だが前作とは打って変わり、不良じみたところは変わらないが面倒見がよい姉貴分として描かれている。
ナツキとの関係もまた前作のような険悪なものではなく、茶化しつつもシズル不在の間ナツキをきちんとサポートした。
漫画版舞-乙HiME
本作では、マシロを男だと最初に知ったオトメ。
実は近眼で、コンタクトレンズか眼鏡が無いと何も見えない、と自称している。
なお、漫画版ではパールとしての順位は明らかになっていない。逃げ足の速さは一級品。
マシロが男であるのを知り落ち込んでいたエルスに、「ヴィントブルームの王族は男性を女性として育てるという風習がある」といい加減な事を吹き込んだりと悪戯好き。
しばしばガルデローベ学園を無断で外出し、好き勝手にやっているようだが、それは後悔したまま生きていくのが嫌であるが故であり、アリカとマシロのお別れ会の時に、自分の気持ちに素直になれないニナの背中を押し、ニナのマシロへの告白の決意を促した。
ヴィント軍のガルデローベ学園襲撃時には意識を取り戻したレナ・セイヤーズを密かに霊廟へと案内しており、その際にニナの危機を救う。
真祖レナの誕生と同時に面倒くさがりながらもローブを纏った。
セルゲイ・オーギュストとの最終決戦後は、異性としてマシロに接近して玉の輿を狙っている。
後日譚の「嵐」では「コスモビューティーズ」に、『真白なる金剛石』の情報を漏らしていることを示唆する描写がある。
時に良き姉貴分だったり、時にはトラブルメーカーになったりとトリックスターな人物である。