概要
『ソードオブレジェンディア』は、2006年9月14日に、Wiiと同日発売(ローンチソフト)、あるいはそれ以降に発売のWii用ソフトとして発表されたロールプレイングゲームのタイトル。
販売元はバンダイナムコゲームス。
正式なタイトルは『ソード オブ レジェンディア』と、スペースが含まれるものである。
ゲーム内容は一切不明。ただし、開発陣やそのインタビュー映像から、テイルズオブシリーズのようなファンタジーRPGであったことが推測される。
初期情報では開発にバンダイナムコの開発部ユニットリーダー(テイルズオブシリーズのプロデューサー)の吉積信が関わっていることが明かされており、2008年にはテイルズオブヴェスペリアの発売に合わせて本作が開発中であること、ヴェスペリアのプロデューサーを務めた郷田努が担当していることが言及された。
その他の情報としては、主人公と思しきキャラクターらのイラストが公開されたのみ(性別すらはっきりしない)で、2011年7月4日に吉積から数年前にすでに発売中止が決定していたことが明かされるまで、ほとんど情報公開されなかった。
他作品との関係
タイトルから『テイルズオブレジェンディア』と何らかの関連があるのではないかと噂されていたが、詳細は伏せられ、開発陣からは「テイルズシリーズではないが、レジェンディアと全く無関係というわけではない」と説明されている。
なお、バンダイナムコのWii用RPGとして『FRAGILE~さよなら月の廃墟~』が2009年に発売されたが、こちらは無関係である事がFRAGILE側の開発者から明かされている。
余談
後に発売された『テイルズオブグレイセス』では、移植版である『F』にて歴代テイルズオブ作品のタイトルを冠した武器(例:ファクトファンタジア、ブレイクデスティニー等)が追加されているが、その中のひとつに「ソードレジェンディア」なる武器が存在し、説明文に「決して手に入れる者はいないと言われた伝説の武器」と書かれており、本タイトルとの関連性を匂わせている。