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ヒネ・ヌイ・テ・ポ

ひねぬいてぽ

ヒネ・ヌイ・テ・ポとはニュージーランドの原住民・マオリの神話に伝承される女神の1柱である。
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概要編集

森の神〈タネ〉と女神〈ヒネ・ハウ・オネ〉の間から生まれたとされる女神であり、マオリ神話では夜と死を司る神である。


元々は〈ヒネ・ティタマ〉と呼ばれる美しい女神だったが、その美しさに実父であるタネが落ちてしまい、タネは己の欲情のままに実の娘と関係を結んでしまった

その後、タネが実父であると知ってしまったヒネ・ティタマは、その事実に恥じてその身を隠してしまうのだが、その時の心情が反映したのか、カマスのような鋭い牙のみを備えた口吻をした爬虫類じみた顔面と、更に山のような巨体に黒曜石の奇岩に満ちる洞窟じみた女性器を備える容貌に豹変、かつての美しさを完全に失ってしまうと〈ヒネ・ヌイ・テ・ポ〉に姿を変えた。


その後「人間達に『永遠の命』を与える 算段を企てたマウイがヒネ・ヌイ・テ・ポの下に向かい、彼女が持つ力を封印すべく洞窟じみた女性器に侵入したが、力を封印するどころかそのまま彼女の体内(胎内?)に封印されてしまった。


異説編集

〈ヒネ・ヌイ・テ・ポ〉とは女性器に牙が生えた女性の意味でもあり、性交で男性器を噛みちぎり殺すとんでもなく恐ろしい女神でもある。より詳細はヴァギナ・デンタータを参照


関連タグ編集

マオリ神話 マウイ ヴァギナ・デンタータ


イザナミ/ペルセポネー:ヒネ・ヌイ・テ・ポと同様に元々は地上の神だったが、紆余曲折の末に死の世界の住民となった女神達。

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