概要
ファイアーエムブレムシリーズにおいて時々その姿を見せていた読んで字のごとく名も無き兵士たちのことであり作品内においての所謂、兵士属性のモブキャラである。
登場してもその役目はもっぱら状況説明の伝令役や敵将の補佐兼会話相手という形であり、表示される立ち絵やグラフィックも目元が描かれず兜をかぶったいかにも兵士という風貌であり、マップ画面でのステータス表示でもキャラクター表示画面にはクラスイラストが描かれているのみであった。
しかしファイアーエムブレム覚醒にて今まで表情が描かれなかった彼らにクラス別でそれぞれ立ち絵が用意されるというこれまでになかったとんでもない自体が発生する。しかもやたらとイケメン美女揃いで。
これを皮切りに以降発売される一部のファイアーエムブレムシリーズではモブ兵士たちにも個性のある立ち絵が描かれるようになり、覚醒の次回作であるファイアーエムブレムifにおいても数多くの個性あるモブ兵たちが登場し、さらには戦闘時においてもHPの状態によって表情が変化が豊富になり、マイキャッスルの「牢屋」や捕獲システムによって仲間に出来る事もあってより強い存在感を発揮することとなった。
モブキャラとしての名残か、目元が影で少し暗くなっているという共通点を持つ。
人物例
ファイアーエムブレム覚醒
剣士
額当てを装備し、流し目で剣を斜めに構えた茶髪の青年。ルナティックモードをプレイしたプレイヤーにとってはトラウマとも呼べる序盤の壁でもあり、序章に登場する敵とは思えないほどの速さで多くのエムブレマーたちを剣の錆にした。人殺しー。
ペガサスナイト
ピンク色の基調が入った兜と鎧を装備した青髪の女性。実は登場するマップがそこまで多くないので結構レアなキャラだったりする。
ダークペガサス
どこか妖艶な雰囲気をしたポニーテールの黒髪の女性。クラスチェンジの影響で間違いなくバストサイズも上がっている。
勇者
片目を隠した青髪の青年。金髪や黒髪の多い作中に登場するモブ兵内でも特徴的な髪色と髪型な為、プレイヤーの印象に残りやすい人物。
ファイアーエムブレムif
天馬武者
どこか前作のペガサスナイトと似た容姿をした黒髪の女性。天馬の羽根をイメージしたような赤い兜を着用している。
風花雪月
本作では一部兵種が男女ごとにやや異なる衣装になっているものもあり、その関係で男女で異なる顔グラになっていることも。
なお、バトルモンク/バトルシスター/ダークペガサスのモブは存在しない。
また、散策等で戦闘に出てくる一般兵と同じ姿のモブも出てくる他、一部のネームドキャラ(一部貴族当主、フォドラ十傑など)がモブの姿で出てくる。
勢力によって同じ兵種でも衣装の色合いが違っている(帝国兵なら赤系、王国兵なら青系、同盟兵なら黄色系、教団兵なら白系。ならず者、パルミラ兵、アガルタ兵も固有のカラーリング)。
兵士
門番はモブ兵士の姿なので、最もわかりやすいだろう。
ダークメイジ/ダークビショップ
特に闇に蠢く者のイベントシーンでよく出てくるペストマスクをつけた魔道士。怪しさを漂わせている。
エンゲージ
風花雪月同様、勢力によって兵装の色が異なっており、兵種紹介デモでは基本的に青色の兵装をしたフィレネ兵が出てくる。
ストーリー上の敵はイルシオン兵(緑色の兵装)が多い。ブロディア兵は赤色、ソルム兵は黄色である。
他にならず者のカラーもある。
造られしものは出で立ちがかなり異なり、異形兵は全身が黒っぽくなっている。
関連イラスト
表情のある立ち絵での登場作
別名・表記ゆれ
覚醒敵兵←元記事。作成時は覚醒でしたモブ兵の立ち絵がなかったが、後年発売されたシリーズ作品でも晴れて立ち絵がデザインされたので一括するため、モブ兵(ファイアーエムブレム)で大百科を作成とする。