「カッチカチのロゼッタウォール!」
キュアロゼッタが使う必殺技(?)。公式では「キメ技」というのが正しい模様。
四葉のクローバー形の盾を両手に作り出し敵の攻撃を防ぐもので、物理攻撃だけではなく音の攻撃にも対抗可能であり、ノイズキャンセリングも出来る。
ミントシールドのように対象を包み込むバリアではなく、あくまで盾であるため、並べて置くことで強烈な光線などを拡散させて受け止めることはできるが、的の小さな攻撃は見極めて受けないとこの盾を抜けてしまう。当然背後からの攻撃にも弱い。
その反面、防御技でありながら発動しても動きを縛られないというメリットもある。
ラブハートアロー使用時の技「ロゼッタリフレクション」も防御系であり、ロゼッタウォールの強化版のようになっている。これらの技でジコチューを浄化出来るかどうかは今のところ不明だが、両方とも基本は防御技である。ロゼッタリフレクションは飛ばして相手にぶつけたり、鉄扇のようにして扱うなどで武器に転用したケースがあるが、ロゼッタウォールは攻撃面では使用されたことはまだない。もし出来るとすればなかなかの攻撃力を誇りそうではある。
(※こういう感じでの攻撃はいかにもできそうなんだけど、まだやったことはないです)
ラブハートアロー登場後は、完全にロゼッタリフレクションの下位技になってしまったため全く登場しない時期が続いたが、シリーズが後半に入ると再び登場するようになった。
再登場後は大仰な「キメ技」ではなく無詠唱で瞬間発動出来る小技として使用されている。肉弾戦時に発動させたまま小楯として使用したり、空中の足場代わりにするなどの応用を見せるようになり、ありすが使い慣れていった様子がうかがえる。
今作のプリキュアで浄化技を持つのはキュアハートとキュアエースだけなので、プリキュアの戦いはハートかエースへつなぐ連係プレーが重視される傾向にある。その中にあってロゼッタウォールは、プリキュア側の第一波攻撃に対する敵の反撃の防御(即座に第二波攻撃へつなぐため)や、敵の先制攻撃をカットしてプリキュア側の反撃につなぐなど、チームプレイの要石とも言うことができる。
なお、キュアハート、キュアダイヤモンド、キュアソードの初期技はラブハートアロー登場後は一回たりとも登場しなくなったので、ロゼッタウォールの扱いはかなり恵まれている。
また、プリキュアつながるぱずるんにおけるロゼッタの必殺技は、ロゼッタリフレクションを差し置いてこちらが指定されている。