「 小村君の顔 忘れないようにしたいなって 」
人となり
CV:若山詩音
漫画『好きな子がめがねを忘れた』のヒロイン。親しい友人からは「三重ちゃん」と呼ばれている。2年B組→3年B組。
目がとても悪く、教科書に貼り付くぐらい顔を近づけないと文字が読めなかったりと、生活にも支障をきたすほど。度が非常にキツいめがねを持ってはいるが、かけてくるのを忘れてしまったり、どこかに落としてきてしまうことが度々ある(物語の都合上、「忘れてくる日の話」が多いだけで、実際にはちゃんとかけてくる日のほうが多い)。自宅は学校の目と鼻の先にあるため、登下校で特段困る事もない様子。
裸眼の時は常に目を細めて睨みつけるような視線になってしまう一方、めがねで視界が良好だと大きな瞳で眼力が増す。
2年生の時にクラス替えで小村くんの右隣の席になり、めがねを忘れて困っていたところを初めて会話した彼に助けてもらう。それ以降、めがねを忘れる度に彼の優しさに触れ、甘え過ぎないよう意地を張ったりしながらも、信頼と親愛の情を寄せていく。
小村くん曰く、ぼーっとしていたり独特な言い回しを用いたりと、少しズレた言動が多い。純真な感性を持っており、小村くんと一緒に校外学習の班を組んだ際には「嬉しい」と口にする素直な一面も。
校外学習以降、小村くんへの気持ちに大きな変化があったようで、1日1回は彼の顔をじっくり見たり、一緒に行動しようとしたりと少し積極的に。自分から言い出して髪を結んでもらったり、独占欲が芽生えていることを打ち明けたりするなど、自発的に甘えるような態度を見せては小村くんを動揺させている。
気持ちが変化する以前にも小村くんが染谷さんに壁ドンしてるように見えた際には反射的に2人を引き離したりなど無意識な嫉妬とも取れる行動を取ったこともある。
門限が18時(破ると朝のココアがなくなるらしい)だったり、父と一緒でないとゲームセンターに行かせてもらえないなど、少し箱入りなところがある。文化祭準備のために無断でつい門限を破ってしまった際は母親からは軽く問い詰められていた。
自分の外見に関しては少し無頓着で、色々と楽という理由でワンピースが好きらしい。ただし年頃の女の子らしく体重は気にしておりうっかり小村くんに体重計の数値を見られた際には赤面して「忘れてね」と念を押した。
もふもふの髪も「伸びたら切る」をくり返していたが、色んな人から言われて伸ばすようになった。
好きなゲームはどうぶ○の森で、100万円があったら大きい水槽で魚を飼い、お菓子も買いたいらしい。
物語序盤の動向から所謂天然と見られる行動が目を惹くが、物語転換点となる校外学習編の彼女の内面描写によって彼女自身もそこは望むところではなく、実は小村くん(小村楓)と同じく『自分に自信がない』事が判明する。
この事が、作品『好きな子がめがねを忘れた』という物語において「自信のない二人が何を隔てて、どんなことを通してお互い変わっていくのか」というの裏テーマのスタート地点となっていく。
余談
- アニメ化に際してCVを担当する若山詩音は「原作が大好き」「三重さんが大大大好き」「演じることにわくわくが止まらない」とコメントしている。
- 相当好きなのか、小村役伊藤昌弘とMCを担当するアニラジにて毎回大興奮している。
- アニメ公式サイト内キャラ紹介では表情集に「めがね有り/無し」が両方用意されている。
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サングラス 双眼鏡 万華鏡:アニメティザーサイトの更新に合わせて公開された作者書き下ろしイラストでかけたり覗いていたもの