概要
漫画『善悪の屑』の登場人物。
35歳のフリーライター。異性との恋愛や性行為の経験がなかったため、女性に対して歪んだコンプレックスを抱いており、さらには自身の性器にもコンプレックスがあるため日々鬱憤や欲求不満を抱えており、いつしか女性に対して歪んだ考えを持つようになった。
ある日、ため込んだ鬱憤を爆発させてたまたま通りかかった女子大生を誘拐し、家に連れ込んで強姦しようとするも、自身の性器へのコンプレックスから寸でで思いとどまる。
その後は事態の発覚を恐れて女子大生を監禁し、なし崩しの同居生活を送るようになったが、女子大生が逃げるそぶりを見せず歩み寄りを見せた(ストックホルム症候群状態だったと思われる)ことで彼女に好意を抱くようになり、いずれはコンプレックスを解消するために手術を受け、女子大生との性行為を目指すようになる。
しかし、女子大生の両親が捜索願を出したことで警察に踏み込まれ、女子大生は保護され自身は誘拐、監禁罪で逮捕され懲役2年の実刑判決となった。
出所後、女子大生にもう一度会いたいと興信所を使って現在の居場所を探し出したものの、女子大生がすでに恋人を作り、幸せそうな笑顔を浮かべるところを目撃したことで、自分のやり方が間違っていたことを理解し、自ら身を引いて去っていった。
なお、事情を知らない女子大生の両親は逮捕後も女子大生が温情的かつ庇うような証言をしていたことから、「娘の体と心を洗脳した」として鴨ノ目武に復讐制裁を依頼するも、カモからは「強姦が未遂で終わり、女子大生に実害がない」「なによりも女子大生本人が復讐を望んでいない」ことを理由に依頼を見送った。