八百あしび

やおあしび

江ノ島だいすけの漫画「人造人間100」で人間側の主役者。不老長寿【八百一族】の生き残りで、歪な覚悟を掲げ人造人間の抹殺を目的に〝生涯〟を捧げている少年。

CV：村中知（ボイスコミック 読切版 / 連載版）

概要

江ノ島だいすけの漫画『人造人間100』に登場する人間側の主役者。

不老長寿の一族ともいわれる【八百家（やおけ）】の少年。大きなつり目が特徴的な14歳。

物語の始まり前に起きた、人造人間による一家惨殺事件で唯一の生き残り。

〝理想の人間〟を目指す人造人間にとって、八百一族は〝優れた肉体〟である理由から、一夜にして身体中をバラバラに切断する現場へ居合わせた八百あしび。

最愛の家族が目の前で殺されていく現実の最中、数分前に自分を庇った姉さんの慈(やさ)しさ－自分が受けた痛みを他の人が被らないよう努力する姿勢、それは自分の受けた痛みを癒す力がある実感－が過ぎり、14歳の小さな子どもは恐怖を押し殺し家族を引き裂く人造人間たちへ立ち向かう。

八百家の最善な18歳の肉体になるまで身体の管理を怠らず、その歳になったら身体を明け渡す宣誓。

まだ小さい少年は、大きくも歪な勇気をみせる。

だから その代わり

人造人間を… この世界から消してください

この時、あしびは人生の決断をする。できるだけ他の人を守る。いつか、この家族を失った辛さ痛みが癒えるようにと。

そうして八百家惨殺現場に居合わせた人造人間No.100と契約を交わし行動を共にしている八百あしび。

いつかこの世から人造人間を抹殺し、交わした約束を成し遂げる時まで…。

読切版

同作品名の読切版『人造人間100』には、同じ人物名「八百あしび」で登場している。

外見は連載版よりも成長している感じの少年。

関連タグ

江ノ島だいすけ　人造人間100

人造人間No.100

桂木弥子・・・同誌で連載していた漫画に登場する人間側の主役者。彼女も人外の主役者と行動を共にし、社会の裏へも踏み入れ人間的成長をみせる。