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人造人間100

じんぞうにんげんひゃく

週刊少年ジャンプにて2023年1号~同年40号まで連載されていた漫画。作者は江ノ島だいすけ。
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概要編集

原作:江ノ島だいすけ

週刊少年ジャンプの2021年46号に読切『人造人間100』が掲載。2023年1号~同年40号まで同作品名『人造人間100』で連載された。

英訳ではFabricant100(ファブリカント ワンハンドレッド)」の題名で表記される。全5巻。



〝理想の人間〟を目指す人造人間に全てを奪われた少年と、傍らに従える女性の二人が行く、暗くもまっすぐで歪な復讐譚ダークメルヘンストーリー)が開幕。


また本作は、用語などにゴシックホラー小説「フランケンシュタイン」へ由来・関連した要素が盛り込まれている。

作者は「フランケンシュタインの怪物を幸せにしてあげたい!」を趣意に描いてるとの事(単行本1巻の表紙カバー折込にある作者コメントより)。



2023年5月からの『次にくるマンガ大賞 コミックス部門』に本作がノミネートされた。

女性「💗」

少年「まじで!?」

公式「受賞はならずでしたが、投票して下さった皆様、ありがとうございました!!



あらすじ編集

ある村はずれの屋敷に〝理想の人間〟に憧れ捕らわれた博士がいた。

数多の人造人間を造り、しかし目指す「理想の人間」には程遠くただ数だけが増えていった。


とうとう100体目の人造人間が生まれた日 博士は死んだ


残された人造人間たちは、自己の存在意義を目指すために〝理想の肉体〟を求め、人間社会へ潜み人を襲い始めた...。


人造人間たちに一家を惨殺された主人公の人間・八百あしびは、最後の人造人間・No.100と歪な契約を交わし復讐の旅へ赴く―。


登場人物編集

人造人間No.100

「博士」と呼ばれる人物が最後に造った女性型の人造人間。自身を最強と自称するに基づく高い性能を有している。

彼女も〝理想の人間〟を目指す過程から、優れた肉体を有する八百あしびと行動を共にしている。

因みに読切版では八尺様じみたデザインだった。


八百あしび

不老長寿の一族「八百一族」に産まれ、最後の生き残りとなった少年。

人造人間によって皆殺しにされた家族の敵を討つ為、No.100と共に人造人間撲滅のため行動している。


人造人間編集

体に継ぎ接ぎのある外見的特徴を有し、全100体が製造されている。各人造人間には「No.」が符号されており、番号が大きいほど性能が優れている。

嗅覚が鋭く、人造人間は〝優れた肉体〟と認識した血(にんげん)の匂いに誘われて出現する。そして個々で異なる特化能力も有している。

これほどの高性能を発揮する要因の一つには、生命源であり弱点、電気を帯びた〝人工の核〟が体内に組み込まれているから。


人造人間No.1

初期に造られた始まりの人造人間。この物語のラスボス。創造主・博士が亡き今、No.1(ナンバーイチ)のみが他の人造人間を改造する技術を持っている。


人造人間No.12

どこかで見たことのある雰囲気の少年型人造人間。物語(第一話)で最初に登場した敵。

列車に一瞬で追いつく程の脚力(スピード)を誇る。人間の目をくり抜き殺していたが、No.12の最後はNo.100に眼をくり抜かれ倒される因果応報を迎えた。


人造人間No.33

目に特化した人造人間。顔に野球ボールのような縫い目があり、右手の甲にNo.が刻まれている。八百一族の肉を縫合し、高い再生能力を有している。


人造人間No.91

No.1と共に行動する、腕力に特化した男性型人造人間。額に縫い目があり、右眼の下にNo.が刻まれている。


人造人間No.99

トップクラスに強い人造人間。既にモートセーフに討伐されており、本来の外見などは詳細不明。

核をNo.1に奪われ新たに製造され「理性」が存在せず本能がままに動く。

皮膚に細菌を付着させておりこれに触れると全身が凍り付く。


用語編集

本作の顔ともいえる人工生命体

詳細は上記の項目やリンク先を参照。


対人造人間組織。

人造人間を相手にする戦闘員、参謀や裏方、保護された一般人が所属している。


なお組織名「モートセーフ」は、現実における18世紀、死体ドロボウから墓地を守る仕掛けを指す単語でもある。

あと本部の建物(デザイン)が連載時と単行本で違うのは秘密だ(小声)


  • 火花(スパークル)

モートセーフが編み出した戦闘法。敵対勢力・人造人間の活動源〝核〟から戦闘力などを強化する戦術。

モートセーフが保管する「No.99の核」へ素質のある者が触れると、自己の特化している身体能力や特殊体質を底上げできる方式。そのため元々有してない能力は向上しない。


作中の名称由来は、人造人間の〝核〟が電気を帯びててバチバチと火花を発してる様子から。物語制作上の由来は、ゴシックホラー小説「フランケンシュタイン」にある〝生命の火花〟より。作者・江ノ島だいすけの解釈で、死体を寄せ集めて作った怪物に電気を用いて与えた〝命の灯〟から来歴している。


関連動画編集


🎥WJ連載『人造人間100』公式PV - YouTube


🎥【人造人間100】2巻発売PV #shorts - YouTube


読切版【ボイスコミック】編集


🎥読切版『人造人間100』前編【ボイスコミック】 - YouTube


🎥読切版『人造人間100』後編【ボイスコミック】 - YouTube


連載版【ボイスコミック】編集


🎥連載版『人造人間100』#1 前編【ボイスコミック】- YouTube


🎥連載版『人造人間100』#2 後編【ボイスコミック】- YouTube


🎥連載版『人造人間100』#3【ボイスコミック】- YouTube


🎥連載版『人造人間100』#4【ボイスコミック】- YouTube



関連サイト(外部リンク)編集


関連タグ編集

週刊少年ジャンプ 江ノ島だいすけ

ダークメルヘン 人外×人間

フランケンシュタイン フランケンシュタインの怪物



青春兵器ナンバーワン:最強の人造人間が主人公の漫画。最後に作られた人造人間No.100と対照的に難波零一(No.01)は最初に造られた人造人間である。

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