妖術師とは、魔法使いの一種である。
概説
文字通り妖術を使う術師のこと。
狭義にはウィッチクラフト(witch craft)を使用する術者を主に指す。
日本のファンタジーではもっぱら悪の魔法使い扱いが主流となっている。
呪いや魔法薬の生成に長じ、物事を裏から操作する日陰者というイメージが強い。
これは日本の古典文学や芸能において、禁術や外法を得意とする怪しげな術者がキャラクターとして早いうちから親しまれてきたことが背景にあり、こうしたキャラクターは催眠術で主人公の関係者を操り、式神術や死霊術を用いて多勢に無勢を仕掛けることを得意としている。
同時にペテン師が手品の類で相手をだまし、さも妖術の使い手のように振る舞うのもお約束である。
怪しげな雰囲気から闇属性扱いが多い。