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概要

CV:吉野裕行

音無小夜の義兄で宮城リクの実兄。

幼い頃に事故で両親を亡くし、弟のリクと共に同じ事故で妻子を失った宮城ジョージに養子として引き取られた。

野球部に所属しエースピッチャーとして活躍していたが、肘の故障により野球を断念。以後、不良仲間とつるむようになり荒んだ生活を送る。しかし、小夜を新たな家族に迎えてからは、病院に通う小夜をバイクで送り届けるなど優しい兄として振る舞うようになる。

養父であるジョージが翼手との戦いで死亡し、小夜が翼手との戦いに身を投じるようになってからも、家長としてリクと共に小夜を家族として支えたいとの思いから、「赤い盾」であるデヴィッドルイスについて行くようになるも、翼手相手に無力な自分に重い悩み、常人離れした小夜の戦闘力に恐怖する事もあった。

ディーヴァの吸血よってリクが瀕死に陥った際に、リクを助けるには小夜のシュヴァリエにするしかないとわかった時に、「たった一人の弟を助けて欲しい」と言った事で小夜はリクに血を分けてシュヴァリエにして救うものの、その言葉が「自分は家族として思われていなかった」と小夜を傷付け、カイも自分の言ってしまった言葉の意味を理解し後悔する。

それでもリクの取りなしで何とか小夜と和解しかけるものの、ディーヴァによる「赤い盾」本部の襲撃でリクがディーヴァによって強姦された後、カイの目の前でディーヴァの血を分けられて殺害されてしまい、決着をつけるため自ら残った小夜を置き去りにしたことでカイは心に大きな傷を負った。

それから1年後、心身共に鍛え上げ「赤い盾」の一員として活動しており、ロンドン市内での戦いの最中に冷徹な戦士に変貌を遂げていた小夜と再会を果たす。小夜からは拒絶されるものの、変わらずに家族として小夜を支えようと模索している。

ディーヴァとの最終決戦後、小夜が本当の意味で翼手を全滅させる為に、ディーヴァがリクとの間に産んだ娘たちをも殺して、自分もハジに殺してもらうという願いを持っていた事を知る。その事に対してカイは翼手だから存在してはいけない訳はないと叫び、ディーヴァの赤ん坊は自分が育てる事を決意し、あくまで小夜に従うハジに対しても小夜に自分の本心を語るべきだと説得。その言葉に動かされたハジは愛する小夜を殺す事を拒否し、小夜も生きる事を決意した。

その後小夜たちと沖縄に戻って亡き父の店「OMORO」を継ぎ、不器用ながらも料理の勉強をしている。そして宣言通りリクとディーヴァの間に生まれた双子の娘達の父親となり、再び宮城家の墓所で深き眠りについた小夜を見守りながら、双子を育てる日々を送る。

blood♯

続編にあたる「blood♯」では、双子の義理の娘音無響音無奏と共に沖縄を離れ、東京で暮らしていた。響と奏はリクの娘であるため、ディーヴァの姉である小夜だけでなくカイにとっても血縁上は姪にあたるが、ディーヴァがリクを強姦して生まれたという事実から配慮し、娘たちには自分とは血縁はないと言っている。

実はディーヴァとの最終決戦後、「blood♯」時点では既に亡くなった「赤い盾」のトップであるジョエルは、小夜たちの安寧の為にデヴィッドやルイス以外の他の「赤い盾」の構成員には、小夜はディーヴァと相討ちになって死に、ディーヴァの双子の娘たちも死んだと発表していた。しかし幼い響が重傷を負った際に、治療のためには膨大な翼手のデータを持つ「赤い盾」に頼らざるを得なくなり、カイが「赤い盾」を訪れたことでディーヴァの娘たちが生きている事がバレてしまい、彼女たちを兵器として扱おうとする者たちから双子を守る為にデヴィッドたちの協力で沖縄を離れていた。

騒動解決後に、「赤い盾」を亡きジョエルが遺言していた本物のデヴィッドの息子が継いだ事で、一応隠れる必要がなくなった為、娘たちと共に沖縄に戻り「OMORO」を再開させた。

関連タグ

BLOOD+ 音無小夜

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  • 二人の行方

    薄れゆく期待

    堕落した身、二つ。 の続編みたいなものですが、単体でも読めます。 小説版でデヴィッドの髪の毛がフケだらけだったようなので、絶対お風呂入ってないなと思って、カイが最低限身体を拭くなりしてたらいいなぁ、という妄想です。
  • ハジリク

    チョコより甘い

    ブラッドプラスのハジリク、バレンタインネタ。主へのチョコと、血兄弟チョコ、気合いが入っているのは――*ハジリク本のご案内はこちらですhttp://www.max.hi-ho.ne.jp/uruti/za/zainfo.html
  • BLOOD+二次作品荒唐無稽内容編 『たそがれのシャンゼリゼ通りで』

    BLOOD+のSS二次作品です。 今回は小夜もハジも、デヴィッドも出て来ません。 今回は翼手が映画ガメラに出て来る悪役怪獣と戦う意味不明の荒唐無稽作品にしてみましただーWWWWW
  • 夏におもう

    サイトより転載。 「BLOOD+」より、TVシリーズ本編終了後、沖縄に戻って何年か後のカイ目線です。 彼にとって、沖縄に戻ってすぐは、それまでの日常を思い出すだけでも、どうしようもなく辛い日々が待っているのでしょうが、それをなんとか越えて、全てを優しさの元に思い出せるようになって欲しいと願って、書いた創作です。 変わっていくことが当たり前の生活の中、変わらないものも、死ぬまで持っていて欲しい。 そしてそれはカイにしか出来ないことなのだろうと、強く思ったのでした。 脱稿:2006. 8.13. Sun. 改稿:2006.11. 8. Wed.
  • 厭わしい弟

    小夜が宮城家に来る前の話 カイが野球で肘を壊して不良仲間とつるんでる頃の話 本編より弟視点の方が文章量が多い、すみません
  • 眠り姫に恋をした2人

    BLOOD+のハジとカイがBLOOD♯の後に再び眠りについてしまった小夜の墓石を前に、彼女への想いを語り合うという話です。 沖縄の海と砂浜の美しさと2人の心の繊細さを大切にして書きました。
  • 彼らの住む世界とは

    ベトナムに置いてけぼりにされたカイの独白 カイとデヴィッドとの台詞のやりとりは、小説版BLOOD+から引用したものです。

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宮城カイ
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