広島市を中心に路線バスと貸切バスを運行する事業者。広島電鉄のバス部門である広電バスや広島交通とは別会社。一応広島電鉄は大株主として名を連ねている。
一般路線は広島市の旧市街と安佐北区および府中町に展開しており、多くの路線で本数が充実している。特に多くの系統が集中する広島駅から紙屋町は夜を除けば2分に1本バスが来るという充実っぷり。
元々帝産グループの事業を引き受ける形で運行を開始したこともあり、かつての社名は帝産広島バスで、車体には帝産グループのシンボルであるグレイハウンドが描かれていた。一時広島電鉄と経営統合し、現在は建設会社の増岡組系の資本が強い。
広電バスが緑系のカラーリングを採用していることから「青バス」と呼ばれているのに対し、広島バスは赤系のカラーリングを採用していることから「赤バス」と呼ばれる。
車両
路線車は日産ディーゼルと三菱ふそうが在籍している。西日本の事業者としては珍しく、富士重工業製車体が多く、西工は富士重の撤退前後以降に導入された車両中心となる。
路線車の殆どが大型車で、中型車は数台程度しか在籍していない。