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浅草鬼嫁日記

あさくさおによめにっき

「浅草鬼嫁日記」とは、友麻碧による日本のキャラクターノベルである。
目次 [非表示]

前世はあやかし。だけど今は、ただの高校生。

賑やかで楽しくて、幸せに満ちた私たちの人生に、立ちふさがるものなど何も無い。



概要編集

著者・友麻碧が2012年より小説家になろうに投稿していた「俺たちの魔王はこれからだ。」の地球編を原案としている。

2016年11月より富士見L文庫にて刊行、既刊9巻(2022年6月現在)。イラストはあやとき。


また、多少書籍との差異はあるが、1巻分+番外編・外伝をカクヨムで読むことができる。

Twitter上での非公式ファンアートタグは #浅鬼FA 。


あらすじ編集

浅草に住み、浅草グルメをこよなく愛する女子高生、茨木真紀。人間のくせに日々あやかし関連の厄介ごとに首を突っ込んでは腕力で解決する彼女には秘密があった。


それは真紀が前世の記憶を持っていること。その前世は人間ではなく、平安時代にその名を轟かせた鬼の姫“茨木童子”だったということ。


前世で「夫」だった“酒呑童子”の生まれ変わりである同級生の天酒馨を引き連れ、ブラックバイトに苦しむ手鞠河童や老舗そば屋を営む豆狸の一家など、悩めるあやかしたちのために「最強の鬼嫁」は今日も浅草中を駆け回る!


(1巻裏表紙より引用)


コミカライズ情報編集

2018年3月に藤丸豆ノ介鳴原千によるWコミカライズが決定。


「浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。」/藤丸豆ノ介(ビーズログCHEEKにて連載)全6巻。


「浅草鬼嫁日記 天酒馨は前世の嫁と平穏に暮らしたい。」/鳴原千(月刊コンプエースにて連載、2018年9月号~2019年11月号)全2巻。


コンプエース版は“馨目線で語られる、もう一つの浅草鬼嫁日記”としてのコミカライズ。


なお、ビーズログCHEEK版は2021年7月7日からタイトルを「浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。」として新章の連載が開始された。


「浅草鬼嫁日記 あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。」/藤丸豆ノ介(ビーズログCHEEKにて連載中)既刊1巻(2022年6月現在)。


登場人物編集

声は、2019年2月に隔週公開された4本の特別ショートムービー「浅草鬼嫁ぶらり旅」(現在は非公開)においての担当。


茨木真紀(cv.鬼頭明里)編集

現代の浅草に暮らす女子高生で、鬼の姫「茨木童子」だった前世の記憶と力を持つ。

人間に退治された前世の経験から、今世こそ幸せになるため、馨たちを巻き込んで民俗学研究部を名乗り、あやかしトラブルに首を突っ込む日々を送る。

浅草グルメをはじめ、美味しいものには目がない。


天酒馨(cv.内山昂輝)編集

真紀の幼馴染にして、同級生の男子高校生。

前世で茨木童子の「夫」だった「酒吞童子」の記憶と力を持つ。

人間に転生した今世では、なるべくあやかしとは関わるべきではないと思いつつ、なんだかんだ面倒見がいいため、暴走しがちな真紀に振り回されっぱなし。


継見由理彦(cv.小林裕介)編集

真紀たちの同級生で、同じく前世にあやかしだった記憶を持つ男子高校生。

浅草の老舗旅館「つぐみ館」の息子で、空いた客室でこっそりあやかしを匿っていたりする。

若葉という妹がいる。


水連(cv.遊佐浩二)編集

かつて茨木童子の四眷属の一柱であった、水蛇(みずち)のあやかし。

現代の浅草で”千夜漢方薬局”という胡散臭い薬屋を営む。

愛称はスイ。


深影編集

かつて茨木童子の四眷属の一柱であった、八咫烏(やたがらす)のあやかし。

茨木童子が討たれてから、永い時の中で行方をくらませていたが……?

愛称はミカ。


津場木茜(cv.岡本信彦)編集

退魔の名家・津場木家に身を連ねる少年。

陰陽局スカイツリー支部に所属する若手のエースで、あやかしトラブル絡みで真紀たちの正体を知って、度々衝突することに。


叶冬夜編集

真紀たちの通う学校・都立明城学園の理科担任。その正体は……。


(以上特設サイトより引用)



ほか詳細は浅草鬼嫁日記登場人物一覧を参照。


余談編集

同じく富士見L文庫にて刊行された「かくりよの宿飯」(友麻碧著)とは世界線を共有しており、浅草鬼嫁日記にはかくりよの宿飯の登場人物である大旦那(cv.小西克幸)が本編、番外編、そして両コミカライズに登場している。

漫画には小さく津場木葵(cv.東山奈央)と銀次(cv.土岐隼一)の姿も見られる。


鬼夫婦とは1000年前からの旧友であり、酒呑童子は大旦那に連れられ隠世を旅したことも。その際茨木童子は1ヶ月ほども夫と連絡がとれなくなり、大きな不安に駆られたため、以来彼には多少の恨みと警戒心を向ける。


かくりよの宿飯の本編内でも、酒呑童子の存在や津場木茜を仄めかす描写がある。



また、2022年3月、講談社タイガにて刊行された新シリーズ「水無月家の許嫁」の世界とも同軸であることが明かされており、両本編内に登場する土御門カレン、また陰陽局や宝果といった用語についても同一のものを指す。


Twitter上のハッシュタグ #浅鬼水無月豆知識 にて作者本人による解説が見られるので、詳細はそちらをご参考のほど。


関連イラスト編集

浅草鬼嫁日記ログ2浅草鬼嫁まとめ

浅鬼&メイ転log  vol.1

浅草鬼嫁日記ツイログ①友麻碧作品まとめ


外部リンク編集

 ※14話(2022年8月3日更新予定)以降あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。に統合

  • pixivコミック・天酒馨は前世の嫁と平穏に暮らしたい。:外部リンク
  • ComicWalker・あやかし夫婦は今世こそ幸せになりたい。:外部リンク
  • ComicWalker・あやかし夫婦は君の名前をまだ知らない。:外部リンク
  • ComicWalker・天酒馨は前世の嫁と平穏に暮らしたい。:外部リンク
  • Wikipedia:外部リンク

関連タグ編集

友麻碧 富士見L文庫

俺たちの魔王はこれからだ。 かくりよの宿飯 メイデーア転生物語 水無月家の許嫁

浅草鬼嫁日記登場人物一覧

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