海咲野くくる
みさきのくくる
CV:伊藤美来
沖縄の小さな水族館「がまがま水族館」の館長代理をつとめる女子高生。
両親とは幼少時に死別しており(死因は作中では語られない)、1クールでは祖父母とともに暮らしていたが、2クールでは祖父母の家を出て一人暮らしを始めている。
照屋月美や仲村櫂とは幼馴染で高校の同級生であるが、櫂の妹の真帆とはあまり仲が良くないようだ。
まっすぐで明るい性格で、幼少期より通っていた同水族館への思い入れは人一倍強く、徐々に廃れ閉館が内定した現状を覆すべく奔走していた。
そんな中、成り行きで水族館を訪れ、そこでの仕事を手伝うことになった宮沢風花に対しては、最初は水族館で働く意欲があるのかを疑っていたが、やがて互いのことを理解し合い、絆を深めていく。
その一方、自身では館を復興する様な手腕や器に足りておらず、本人も成果の出ない焦燥感から周りにキツい態度をとりがちで、「一人現実を受け入れられない我儘なガキ」という面が、明言される程強調されるようになっていく。
遂に閉館が不可避となった台風の日、水族館内に一人立てこもるが、嵐で設備の老朽化を改めて実感し、風花から激励もされたことで夢の終わりを受け入れた。
そんな折、祖父の知り合いである星野晃(CV:てらそままさき)から「うちの水族館で働かない?」と勧誘され、風花と別れを告げ社会人となった所で前半は終了する。
2クール目では高校を卒業し、新設の水族館「アクアリウム・ティンガーラ」に就職するが、配属先は希望していた飼育担当とは違い、営業部の企画広報だった。副館長の諏訪哲司からもパワハラを受け、水族館で働くことの意味に悩んでいたときに、アクアリウム・ティンガーラに就職するために沖縄に戻ってきた風花と再会し、隣同士の部屋で生活するようになる。
南風原知夢とは彼女ががまがま水族館に研修に来て以来犬猿の仲だったが、彼女が仕事をしながらシングルマザーとして育児をしていることを知り、少し彼女のことを見直すようになる。
祖父と晃は酒の席を共にしたとき、くくるについてこう語っている。
「あの子はずーっと、水槽で泳いでいたみたいなもんさ。外に出るのも、きっといい経験になる」
「おじいのように、大きなアクアリストに育ってほしいと思ってます。今はまだ、あっぷあっぷしてますけど」
22話で櫂が父親の病気のために休職し、飼育部に欠員が生じたときには、飼育部に転属することも考えたが、結局は営業部に残ることを決め、最終回では営業部の一員として成長した姿を見せる。
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