概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』で、世界を舞台にした試練「課題(クエスト)」が不成功だった時に生じる世界規模の厄災。用語は「罰」と表記して 「ペナルティ」と言われる。
確認できる限りでは、強い世界改変の影響力を有する概念系UMA(ユーマ)が追加される事で行われる。
「罰(ペナルティ)」は危険・命懸けが伴う「課題(クエスト)」へ挑む時点で提示される決定事項であり、その発生条件がく「課題(クエスト)」の不成功〉という難関、ならば「課題(クエスト)」を受けない道へ進んでも〈否応なく3ヶ月に一度の頻度で「理」は追加され、この際に予測不可能な事態が発生〉 もある世界観がある。
この悪循環(ループ)みたいな世界から解放を望む主人公勢にとって、できれば否定したい事態(イベント)の一つ。
そして、上記のように「課題(クエスト)」へ挑む事が受理された時点で「罰(ペナルティ)」 の発生条件へ触れるため、対になる感じの「報酬」と違い、こちらは「円卓」と「黙示録(アポカリプス)」の2つ1組が揃わずとも起きてしまう危険性を帯びている。また厄災「罰(ペナルティ)」 を回避するには〈今回の「課題(クエスト)」で提示された「報酬」を全て獲得する = 「課題(クエスト)」に成功した手続が必要〉のために、どちらにせよ「円卓」と「黙示録(アポカリプス)」の2つ1組が揃う必要性もある。
「課題(クエスト)」の不成功
世界を舞台にした試練「課題(クエスト)」が不成功のまま、課題発表時に提示されていた指定期日へ至ってしまった際に「罰(ペナルティ)」 が発生する。
「罰(ペナルティ)」 とあるが、そもそも「課題(クエスト)」は世界の創造主-神-が世界で生きる者たちへ一方的に課している試練という趣が強い事柄。
「罰(ペナルティ)」の前にある「課題(クエスト)」でさえ危険・命懸けな内容ばかりであり、これへ上乗せするように発生する「罰(ペナルティ)」 は理不尽とも思える案件(イベント)。
そして「罰(ペナルティ)」という重苦しい語感通りに、世界規模で起きる異常事態
来るよ・・・ 厄災が・・・!!
作中で描写された「罰(ペナルティ)」
UMA 銀河-ギャラクシー-
99回目の「罰(ペナルティ)」
銀河のUMA。全身に星々が投影されたランプの魔人みたいな外見。世界に「銀河」の理(ルール)を産み出し、改変前に無かった「星」や「天体」などを具現化、社会には「星や銀河へ纏わる神話」などを発生させる文化改変を齎した。
UMAギャラクシーの追加により、宇宙人(地球外生命体)も誕生する事になり、組織(ユニオン)は地球侵略へ来た宇宙船団(異星人・アクスの軍団)と対峙し、地球の代表者(円卓のⅠ席)が此れを退けた。
UMA 公転-レボリューション-
100回目の「罰(ペナルティ)」
公転のUMA。UMA自体の姿は描写されなかったが、UMAレボリューションが司る理(ルール)によって、地球は曲線状の軌道で動く現実改変がされ、その回転運動が向かう終端は……。
因みに「罰(ペナルティ)・公転」が提示された「課題(クエスト)」では、多大な影響力を有する四体のUMAを相手にする内容。これらを攻略すれば回避できる「罰(ペナルティ)」と思われたが・・・。
101回目の「罰(ペナルティ)」
「課題(クエスト)」の始まりから判明しており、関連事物「黙示録(アポカリプス)」と共に見つかった石版-101の窪みがあり、罰(ペナルティ)と連動して穴が埋まる遺物-の最後へ刻まれている言葉。
100回目(第99回目の「課題(クエスト)」が不成功)の「罰(ペナルティ)」 が発生した場合、次回の「課題(クエスト)」で101回目の「罰(ペナルティ)」 として起きる緊急事態と思われたが・・・。
余談
創作題材として、原作のように重苦しさよりも安楽っぽい異常事態?として創造するのも一興であろう。
関連項目
【課題(クエスト)】
【罰(ペナルティ)】 【報酬】