概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に在る用語および肩書き。
本作の重要事項「円卓」へ座し、世界へ立ち向かう否定者を指す。
物語の超展開により、幾人もの着席者・実力者が登場する。
なお否定者たちが座る机自体については【円卓(アンデラ)】を参照。
UNIONの列席
主人公勢力の席次。
組織本部にある「円卓の間」へ置かれた巨大な円卓机に座り、特殊チームとも称される実力者たち。最終目標「神殺し」を達成するため、数々の課題(クエスト)へ挑み戦力を集めている。
また組織内において地位は上級者で、Ⅰ席へ近い程に権限も大きくなる。席順は何かしらな貢献によって入れ替わる。しかし定員は、死亡して欠員が出ない限り追加も変更もない厳しい人数制限がある。
席次 | 人物 |
Ⅰ席 | ジュイス=ダルク |
II席 | シェン=シアン |
III席 | ビリー=アルフレッド |
IV席 | フィル=ホーキンス |
V席 | タチアナ |
VI席 | 十三代目 山岡一心(山岡春歌) |
VII席 | トップ=ブル=スパークス |
VIII席 | ニコ=フォーゲイル |
IX席 | 出雲風子→アンディ(💺1) |
X席 | アンディ→出雲風子(💺1) |
XI席 | チカラ(重野力)(💺2) |
💺1:UMAの緊急捕獲をした貢献で入れ替わった。
💺2:途中から追加された席。
嘗ての列席者
UNDERの列席
突如として出現した敵対勢力の席次。
組織本部から「円卓」を奪取し、UNDERの拠点(アジト)へ移動し着席する(因みに円卓は雑な運搬で斜めに配置され、まるで巨大な時計みたいな外観となり、椅子は浮遊する仕様から番号付近に漂い、より不可思議な有様が醸し出されている)。
主人公勢力とは別で「神殺し」を目的にしてるが、これとは異なる目的で列なる着席者もいる否定者の集団。
席次 | 人物 |
Ⅰ席 | UNDERのボス(■■) |
II席 | テラー |
III席 | クリード=デッカード |
IV席 | リップ=トリスタン |
V席 | 友才 |
VI席 | ファン=クーロン(💺1) |
VII席 | 番場円陣 |
VIII席 | くるる(来栖貞子) |
IX席 | ラトラ=ミラー |
X席 | バニー(バックス) |
XI席 | ショーン・ダッツ→■■(💺1、2) |
💺1:席順が判明時には空席で、各々の実力を鑑みた推定。
💺2:死亡して欠員になった席へ座った。
関連項目
円卓の騎士(ナイツオブザラウンド)・・・現実において「円卓」へ関わる伝説の列席者(えいゆう)たち。
真実(ネタバレ注意)
【機密事項】
⚠以下、本作の重大なネタバレが記述されていきます⚠
⚠これから作品を楽しみにしてる人達は閲覧注意⚠
世界の肯定者・創造主-神-へ対抗する実力者を指す「円卓の否定者」たち。
実は、ある真実も隠されている者たち。
それは―
「円卓」に備わる秘密機能、古代遺物「アーク」を使い次の世界へ渡れる権利者
本作『アンデッドアンラック』では、特異な理「ループ」によって人知れず、幾度も世界規模な「破壊と創造の循環(ループ)」が繰り返される不条理な真実がある。つまり、次の世界=次のループへ今の世界を生きる者が「円卓(アーク)」に乗って「ループ」を越えれるという事。
因みに、本編第一話時点の世界は100回目の周廻(ループ)である。
この渡航には、円卓へ座って課題(クエスト)を成功させるなどで得た無形の功績(ポイント)が必須となる。しかもかなりの高得点であり、更に他者へ譲渡できる規則(ルール)もある。
だが破滅を伴う世界の巡廻(ループ)を回避する権利は、たった1人が実行できる特別報酬なのだった。
この難問(ルール)によって、自己的な願望を抱く不届き者が円卓へ列席すれば、この特別報酬で〝次〟に行くための思惑・脅迫が発起してしまうなど、危険な魔性を帯びてしまう席である。
「円卓(アーク)」の設置者でもある神達は、円卓の否定者と対決するも含めた遊戯(ゲーム)を興じている超常存在。神達にとって、否定者同士の内乱を起こさせる趣向を孕んだ悪戯(あくい)が感じれる。
だが破る。
人間(いのち)を嘗めてる姿勢へ、確固な意志で挑んできた円卓否定者の戦歴があった。
最古の列席
始まりの円卓否定者とも称せれる2人は、100回もの周廻(ループ)を越える不合理を背負いながら神達と闘ってきた。即ち(確認できる限りでは)4554億年という敗北の歴史でもあった。
世界の終焉(ラグナロク)が決定されている真実でさえ不幸な事実。一時的ではあるが、これを避け延命する僥倖な「円卓の否定者」という立場を導く者として、上記の危惧へ警戒した列席者との交流を築いていたと窺える。
特に「円卓(アーク)」へ在る酷な条件「超高得な功績(ポイント)が必要」「功績(ポイント)は他者へ譲渡可能」「登場権利は1人だけ」から、不幸な不和を避ける不真実(ウソ)を徹底していた模様。
例えばUNION(ユニオン)の円卓否定者にある規約から―
- 本来は不規則(あらず)の人数制限「死亡して欠員が出ない限り追加も変更もない」を設け、戦力増強は望ましいが、補欠含む人員を確保しすぎると、重要局面で「円卓(アーク)」を巡る軋轢を軽減・回避する苦渋の選択。
- 仲間と命懸けの闘いを共にする調和を保つため、表向きの報酬「席順に比例した地位の優遇」を設け、真実の報酬「1人だけのアーク搭乗権」を厳重に隠蔽する。
要は情報統制を張り、頼もしい仲間を得る希望と共に裏切りのような不正義を指導者たちは抱えていたと察せられる。
しかし、作中世界では「古代遺物に宿る世界の記憶」といった真実(ループ)を知り得る欠片(ピース)があり、不完全な統制も帯びていた。実際に100回目のループ、本編第一話時点の世界線では組織内乱が発生し、2つ目の勢力と抗争するなど幾つもの悲劇が起きてしまった。
だから終わりにする。
もう不正義(ひじょう)な仲間割れなんて起こさせない、
これで最後、最終の決戦に備えた最強の仲間集めへも物語は動くのだった。
最高の列席
101回目のループ、全ての悲劇を防ぐため主人公達は次の世界へ渡り、仲間たちが遺した希望(グットラック)の全てを受け継ぎ、絶対に神達を否定するための反撃へ動いていた。
創造主-神-を攻略するための長大な計画を練り、主人公達が出会った全ての円卓否定者を揃えるために。
以下、最強の否定者編成を【立案者の理想(達成・不達成)】で羅列する。
※2024年5月現在、原作本誌時点より
席次 | 理想の人物 |
Ⅰ席 | 出雲風子 |
II席 | ジーナ=チェンバー(達成) |
III席 | ボイド=ボルクス(達成) |
IV席 | ビリー=アルフレッド(達成) |
V席 | クリード=デッカード(達成) |
VI席 | テラー(達成) |
VII席 | フィル=ホーキンス(達成) |
VIII席 | シェン=シアン(達成) |
IX席 | 友才(達成) |
X席 | ショーン・ダッツ(達成) |
XI席 | リップ=トリスタン(達成) |
XII席 | チカラ(重野力)(達成) |
XIII席 | 番場円陣(達成) |
XIV席 | タチアナ(不達成) |
XV席 | バニー(バックス)(不達成) |
XVI席 | イチコ=ネムリ(達成) |
XVII席 | 【調査中】(不達成) |
XVIII席 | くるる(来栖貞子)(不達成) |
XIX席 | 十二代目 山岡一心/十三代目 山岡一心(山岡春歌)(達成) |
XX席 | 【調査中】(不達成) |
XXI席 | 【調査中】(不達成) |
XXII席 | トップ=ブル=スパークス(達成) |
XXIII席 | ラトラ=ミラー(達成) |
XXIV席 | ファン=クーロン(達成) |
XXV席 | 【調査中】(不達成) |
原作本誌で、席次不明の否定者および仲間