概要
- 1:ある人物が創作した作品を彼自らの手で演じる(演技・演奏などをする)こと。例えば、作曲者(作詞者)が創作した楽曲を、自ら指揮、演奏、歌唱すること(シンガーソングライターなど)。また、その作品。
- 2:1から転じて、ある企画に対し、自分一人で立案から実施まで手掛けること。
- 3:一人の人間が、同時に複数の人間が活動しているように装うことを指すWeb掲示板発のインターネットスラング。自演とも。いわゆる「なりすまし」に近い。
- 特に、他者を装うことで自画自賛や敵対する相手への攻撃をしたり、自分で起こした事件や問題を、そうとは明かさずに自分で解決する(あるいは味方のふりをして他者に解決してもらうように仕向ける)ことで利益を得る行為を指す。マッチポンプ、狂言、やらせなどのこと。
- 特に目にしやすいだろう自作自演としては「様々な賛辞のタグを投稿者本人が自分の作品に付ける」というものがある。「極上の○○」や「○○の人」「○○に定評がある○○」等の賛辞を表すタグはたくさんあるが、本来賛辞とは他人が行うものである。自画自賛した上で、あるいは単に閲覧数目当てで賛辞のタグを投稿者本人が付けることは、仮にそのタグを付けられるに見合う作品であったとしても望ましくない。特にそれに見合わない作品であれば単なる検索妨害として悪感情を抱かれるだけである(なお、投稿者本人が付けたタグは編集時にロックがかかるため、誰でもすぐに判別することができるため簡単にバレやすい行為であるという意味でも悪手である)。
Pixivでは主に3の用法が多い。
このほか、一人で複数のペンネー厶を使って「合作」を行うような、2つの意味が合わさった形の「自作自演」もある。