薬膳

やくぜん

体に良いとされる材料や生薬を用いた料理。

概要

料理の一種で、体に良いとされる料理や生薬を用いた料理。

中国では古くから、医食同源と言うように食と薬は一体だとする考えがある。これをもとに「陰陽」「五行」と言った様々な要素を組み合わせ、身体のバランスを整えると言うのが基本となる。

この考えに基づいた料理文化は東アジアに広く浸透している。例えば、沖縄の「ぬちぐすい」と言う考え方や、韓国の「サムゲタン」などと言った料理にもこの影響が見られる。

また、日本語の「薬味」や韓国語の「薬念(ヤンニョム)」などの単語も、この考えが由来と思われる。

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