概要
CV:山路和弘
久野木学園の監督であり、女子日本代表の監督も務めた名将。蕨青南高校の能見コーチは現役時代彼の下で活躍し、現在も彼を尊敬している。
妥協を許さない厳しい指導から『泣かない赤鬼』の異名を持ち、1、2年生だけで挑んだ蕨青南高校との練習試合開始前のミーティングでは「10点差以上、クリーンシートで勝て。もしできなければ、お前達全員今後一切使わん。」と言い放ち、その異名の片鱗を見せた。
だが、冷徹で相手を見下すような性格ではなく、試合終盤に希が華麗なプレーを披露した際は率直に彼女の才能と素質を認め、試合終了後も21-0と自分達の圧勝だったにもかかわらず、嫌味無しに相手の健闘を称える懐の深さの持ち主。
さらに、試合終了後に能見コーチから指導者としての不安な胸の内を聞かされた際、「プライドや驕りなど捨てろ。自分が培ったもの、全てを与えろ。彼女達とたくさん話し、たくさん学べ。そうして俺達は、指導者になるんだ。」という金言を与え、迷いを吹っ切らせた。