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トランプ王国の編集履歴

2014-01-07 10:32:50 バージョン

トランプ王国

とらんぷおうこく

トランプ王国は『ドキドキ!プリキュア』に登場する、異世界の王国である。

概要

王女マリー・アンジュをはじめ、キュアソードジョナサン・クロンダイクシャルルたち妖精の故郷。

スイートプリキュアのメイジャーランド同様、人間と妖精が共生している。

しかし突如ジコチューの侵攻を受けたことで崩壊し、住人も王女とキュアソード、ジョナサン、4人の妖精を除いて全員がジコチューに変えられてしまう。現在は国の中心部に封印されたキングジコチューの巨体がそびえ立ち、王国中をジコチューが徘徊するという有様で、かつての美しい風景は見る影もなく荒廃。39話からレジーナが王宮にある王女の部屋を根城にしたこともあって、すっかりジコチュー陣営の本拠地と化している。


過去シリーズでの妖精たちの故郷と同じく「プリキュア」なる戦士の伝説が語り継がれている。実際にプリキュアとしてトランプ王国を守護していたキュアソードは生きる伝説そのものであった。

経緯は不明だが、一万年前の地球で活動していた伝説のプリキュアの一人が保有していたプリキュア三種の神器の一つ、ミラクルドラゴングレイブが伝わっており、国の戦力になっていた。

同じく神器の一つであるエターナルゴールデンクラウンも伝わっていたのだが、こちらは禁忌として扱われていたらしく、その存在は一般には秘匿されていた様子。


王都は一種の城塞都市であり、複数のイスラム建築風の尖塔ビザンティン建築風のドームをアーチ橋(厳密にはペデストリアンデッキに近い)で結んでいる。

地理的には広大な湖の中州に作られている。王都内には無数の水路が張り巡らせされていて水上都市の様相がある。

一方兵士は中世西ヨーロッパ風のチェインメイルを着用し、現実の我々が「」と呼ぶプレートアーマーを着用する者は王族やその護衛騎士など一部に限られている。


妖精

本作の登場人物がプリキュアになるためのアイテム・ラブリーコミューンに変身する。「ふたりはプリキュア」のように、プリキュア変身時には傍にいることが必要なタイプの妖精。また、ジコチューの「闇の鼓動」を聞き、その出現を察知する能力を有し、ジコチューを止めるために必要な能力を備えている。そして飛行能力も有する。

トランプ王国の妖精は手のひらサイズであり、ぬいぐるみか小動物ほどの大きさだった過去作の妖精と比べてもかなり小さい部類に入る。また、本作のプリキュア達が一名を除いて常識離れしているためか、しっかり者の妖精が多い。

プリキュア5の世界と同様に妖精が人間へと姿を変える能力を持つ。また、人間へと変身したあとはダビィの様に異世界の人間社会に溶け込むことができるほど順応力も高い。ただし、使いこなすにはダビィ曰く「パワーがいる」とのことで、使いこなすには習練を必要とする技能のようである。また、人間になっている時は妖精としての能力が使えなくなるデメリットも存在するため、特に用事がない限りは妖精の姿でいることが多い。


作中に登場している妖精は全員が人間をプリキュアに変身させるための能力を有するが、このことがトランプ王国の妖精すべてにも当てはまるのかどうかは不明。

(滅亡前のトランプ王国を描写する回想シーンに出てくるのは人間ばかりであり、作中に登場している以外の妖精が存在しているのかも不明瞭である)

人間

トランプ王国の人間は、外見的には「マナたち=現実の我々」と全く同じである。

ジョナサンは第22話で、重武装のまま日本の高山を無酸素登山していたが、これは「ジョナサン(を含む近衛騎士)が特別に身体能力が高い」「彼のプレートアーマーには(プリキュアのように)強化服の機能がある」可能性もあるため、一般的なトランプ王国の人間も同じように身体能力が優れているかどうかは不明。

世界間移動

本作の大目的はジコチューの手に落ちたトランプ王国を取り戻すことであり、プリキュアたちはトランプ王国を最終決戦の場として初期から認識しているが、二つの世界を移動するのはそう簡単ではない。

王宮内には、トランプ王国以外の別世界(相田マナたちの世界=地球を含む)への移動を可能とする魔法の鏡があり、マリー・アンジュ王女には地球の文化に関する造詣もあった。王女とキュアソード、ジョナサン、4人の妖精が地球に逃亡してきたのもこの鏡を使ってのことである。

しかし、地球からトランプ王国へ帰るための方法論はキュアソードも妖精たちも知らなかったため、王女が行方不明になってからは彼女たちは故郷へ戻る術を失ってしまった。

しかもこの魔法の鏡自体も第7話で割られてしまい効力を失ってしまっている。

プリキュアたちも妖精たちも異世界転移の能力は有していないので、トランプ王国と地球の行き来が自由にできない状況である。


アイちゃんが強大な魔力源となるアイテムと接触したときにトランプ王国へ繋がるゲートが生み出されることがある。王女が好むものに因む物体からが産み出すロイヤルクリスタルや、プリキュア三種の神器のひとつであるマジカルラブリーパッドなどがそれである。しかしこれはアイちゃんがゲートを作り出しているわけでなく、これら神秘のアイテムが自らの意思でアイちゃんの力を借りてゲートを生み出し、プリキュアを導いているという描写に近い。

マジカルラブリーパッドは自ら進化することができるため、番組終盤の頃にはアイちゃん抜きでもゲートを作り出せるまでの力を得ている。ただし、やはりこれはアイテムの意思のようなものが認めたときにしか発動しない機能であることは変わらないようであり、いずれにしてもプリキュアたちにとっては両世界は自由に行き来できる状態ではなく、往来には手間がかかる。


一方、様々な世界を侵攻して回っているジコチュー側は生身での時空移動能力を持っており、地球とトランプ王国を自在に往来できる。ジコチュー幹部たちのうちベールは第三者が通ることもできるゲートを開く能力を持ち、プリキュアたちをトランプ王国におびき寄せたことが何回かある。


これらのことから、プリキュアたちがトランプ王国に行くときは彼女たちにとっては突発的な出来事であることがほとんどとなっている。

トランプ王国に行ったはいいものの地球への帰り方が分からないということもしばしば。

実際、トランプ王国を舞台にする話では「いかにして地球に帰還するか」がクライマックスになることが多い。

真実

46話の次回予告を見る限り、ジコチューは今までのシリーズのような単なる侵略者ではなく、トランプ王国に原因があるのではと推測もされている。

案の定ジコチューの誕生に国王が関わっており、キングジコチューの正体が国王自身である事からトランプ王国は王国自身が滅ぼしたと言っても過言ではない。本作が人間の心の闇がテーマにしているだけに、侵略者に襲われて滅ぼされたと言う安直な展開ではないのには皮肉だが非常に納得がいく。

トランプ王国の住人

マリー・アンジュ……王女

キュアソード……王国出身のプリキュア

ジョナサン・クロンダイク……王国出身の騎士

シャルル ラケル ランス ダビィ……王国出身の妖精

兵士……キュアソードに王女の危機を伝えたチェインメイル姿の青年兵士。王都陥落後の消息は不明。

辺境警備の騎士たち……クロンダイク卿と同じ砦から、王都陥落を目の当たりにする。王都陥落後の消息は不明。

王妃……46話登場のアン王女の母親。故人。体が弱かったらしく、アン王女の出産と引き換えに命を失った。

国王……46話登場のアン王女の父親。


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