概要
主にゴジラシリーズなど怪獣映画・特撮映画に登場する自衛隊及びそれに類する組織をまとめて指す概念(公式名称ではない)。
東宝作品における自衛隊組織というのは詳細こそ各作品ごとに異なるが、主にゴジラやモスラに代表される巨大な怪獣類と頻繁に接触・交戦している。そのためそこに配備されている戦力も現実の自衛隊とは大きく異なりメーサー殺獣光線車やスーパーXシリーズなど実際に存在すれば国際政治問題間違いなしというレベルの危険兵器がバンバン登場する(この為、後に登場するメカゴジラやMOGERAは国連主導の下で開発され、管轄も国連G対策センターとなっている)。
それでも勝てない存在はいるが……
断っておくが、彼らは特撮怪獣作品の中の軍隊でも決して弱い方ではない。ガメラ怪獣や、弱いウルトラ怪獣程度なら無双できるであろう装備と経験値を持っている。
昭和ならともかく平成ゴジラシリーズの怪獣は、人類の英知を振り絞ってなお強すぎるのである。
余談
伊福部昭氏の手がけた自衛隊のテーマの1つ「L作戦マーチ」は非常に人気が高い。
初出は「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」だが、後にアレンジされたものが「ゴジラVSデストロイア」でも使用されている。また、同氏の発表した「SF交響ファンタジー」では第2楽章のトリを飾っている。
後に、『ゴジラ FINAL WARS』のサントラにて、イギリスのキーボーディスト:キース・エマーソンにもよってもカバーされている(キースは大のゴジラファンでもあり、『ファイナルウォーズ』で楽曲製作を手掛けた)。