概要
ゲッターロボシリーズはマジンガー、ガンダムと同様にストーリーがあまりに肥大化しすぎており、区別のために最初のゲッターロボを便宜上「初代ゲッターロボ」と呼ぶことがある。
そんなわけでこの項目では、テレビアニメ『ゲッターロボ』やそのコミカライズ、そこに登場するロボットなどについて記述する。
アニメ『ゲッターロボ』
TVアニメ『ゲッターロボ』は1974年から75年までフジテレビ系列で放送された。製作は東映アニメーション。物語は三人の高校生が地上制服を企む恐竜帝国のロボット軍団と戦うという王道中の王道であり、その無茶苦茶な変形合体に全国のちびっ子が釘付けになった。
ゲッターロボは永井豪と石川賢の両者が版権を有しており、二人の共作ということで永井の代表作『グレートマジンガー』と劇場版で共闘したこともある。
ざっくりしたあらすじ
ゲッター線というなんかよくわからんエネルギーを研究し、人類の文明の発展に役立てようとしている早乙女研究所は、宇宙開発用の搭乗型ロボット『ゲッターロボ』の開発に成功した。しかしこれを驚異と見た集団がいた。6500万年前の大絶滅を乗り越え、地下で発展を続けた恐竜人間達の作り上げた恐竜帝国である。
恐竜帝国は地上を支配するため、無人兵器「メカザウルス」で地上に侵攻をかける。早乙女研究所の所長である早乙女博士の息子、早乙女達人はプロトゲッターに乗ってメカザウルスに立ち向かうが戦死してしまい、新たなパイロットとして選ばれたのは流竜馬、神隼人、巴武蔵の三人。彼らはゲッターチームを名乗り、恐竜帝国を叩き潰すために戦うのだった。
漫画版
ゲッターロボは小学館の学年誌(『幼稚園』や『よいこ』にまで)に漫画が掲載され、それとは別に週刊少年サンデーでも漫画版が掲載されていた。あの悪名高い「目だ!耳だ!鼻!!」で有名なアレである。
後にこちらは超大作ゲッターロボサーガの第一章として位置づけられる。