概要
『ゲッターロボ』シリーズの最重要人物である早乙女博士の長男。シリーズのヒロインたる早乙女ミチルは妹、脇役の早乙女元気は弟にあたる。
出番が少ないので同じゲッターロボでも登場しないこともある。この手の不遇なキャラを救済することに定評のあるスパロボですら名前を呼ばれるだけ。
なぜ出番が少ないのかと言えば、序盤でいきなり死ぬからである。
武蔵と肩を並べられるほど確実に死ぬ。他の登場人物たちとの交流もろくに描かれない。
やはりアニメという媒体の影響は大きいため、達人は登場すれば必ず死ぬと思いこんだままの人も少なくない。本当は生き残るケースもあるのだが、例年通りにスピード退場する作品も現れているので完全脱却したわけではない。
最初期の作品
初代テレビアニメ
CV:野田圭一
(画像奥。手前は竜馬)
主人公・流竜馬が通う浅間学園のサッカー部コーチを務めるイケメン。サッカー部所属の竜馬とは顔見知りであった。
宇宙開発のために父の開発したプロトゲッターに乗り、ゲッターチェンジの訓練を行っていたところ、突如として出現した恐竜帝国のメカザウルス・サキの襲撃を受け撃墜。同じく訓練に参加していた他2名共々即死。
ゲッターロボサーガ
アニメ版と違って竜馬が浅間学園の生徒ではないので面会なし。外見は髪が短いくらいで他は大差ない。
早乙女研究所に拉致された竜馬の今後のコーチとして対面するも、直後に恐竜帝国の放ったイモリの軍団に襲われ、父と妹・そして竜馬を庇い犠牲になる。その後、イモリに操られて竜馬に襲い掛かるが早乙女博士に火炎放射器で焼かれる。
「リョウ そいつらの死にざまをよく見ろ! 人間以外の生物が…どんなふうにわしの息子を殺したかを見ろ!」
後年の作品
ゲッターロボ大決戦!
先述の生き残った事例1。
父と共にゲッター線研究に携わる若き科学者。眼鏡をかけており、外見は『キューティーハニー』の早見青児に似ている。
音声収録されているが声優は非公開となっている。
新ゲッターロボ
CV:山野井仁
初代と同様にプロトゲッターのパイロットとして登場。鬼と戦うも、噛まれて鬼化してしまう。最後は他の鬼たちを抑え込んで、竜馬に自分諸共倒すように命じ、果てる。
偽書ゲッターロボダークネス
先述の生き残った事例2。
ゲッターチームの司令官であり、元ベアー号のパイロット。最終的にはゲットマシンに体が付いて行けず、更に両目も負傷してしまった為、ムサシにベアー号の席を明け渡した。
今回の事件の黒幕である早乙女一家とは敵対しているが、理由は不明。
ゲッターロボDEVOLUTION
隼人登場時の仲間(部下)として登場。早乙女博士の命令の下いきなり射殺される。