基礎データ
概要
もうかポケモン・バシャーモがメガシンカした姿。
メガシンカ前のバシャーモと比べると重さ・高さに変化はないが、外見ではカラーリングは赤と黒に、角が1本に、鶏冠の形が変化、手首から炎が吹き出している、などの変化が見られる。
メガバシャーモにメガシンカする為のバシャーモナイトは、夢特性のアチャモとセットでXYにて発売から3ヶ月の間先行配信された。
先行配信故か、XY発売前に「新たな要素」としてのメガシンカとして発表されながら、ORAS発売前にもう一度発表され直すと言う稀有な事例が起きてしまった。
性能
・種族値
H | A | B | C | D | S | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バシャーモ | 80 | 120 | 70 | 110 | 70 | 80 | 530 |
メガバシャーモ | 80 | 160 | 80 | 130 | 80 | 100 | 630 |
メガシンカ前比較 | ±0 | +40 | +10 | +20 | +10 | +20 | +100 |
特に攻撃が大きく上昇し、特攻・素早さも追従する形で上昇する。
また、不安だった防御・特防も心持ち程度に上昇する。
素早さは100と激戦区ではあるものの、下記の特性があるのであまり気にならない。
160と言う高い攻撃力を活かした物理型が主流だが、特攻も130と高いので特殊技も十分扱う事が出来る。
ただバシャーモ自体特殊技の習得が少ないのが痛いか。
特性は「かそく」に変化する。
元々バシャーモ自体が隠れ特性として所持していたものである。
上記の通り素早さ100とかそく持ちの中では素早い方に位置し、メガヤンマやサメハダー等とのかそく勝負にも競り勝つ事ができる。
ただXYでメガバシャーモを所持している場合、前述の通りかそくアチャモも同時に所有している事になる為メガシンカ後の特性がかそくである事が嬉しいかは人次第。
むしろORASが初入手となる人にとって、喉から手が出るほど求められている物と言える。
但し特性がかそく故に戦法が読まれやすいのが難点。
メガシンカ直後の素早さが80と微妙な数値の上、メガシンカ直後はメガシンカ前の素早さが適応される以上まもるはほぼ必須(PGL統計では8割以上が所持)である。
つまりメガバシャーモは初手がほぼ「まもる」で確定すると言っても過言ではない。
この1ターンで相手の行動を許してしまいがち。ここで後述のファイアローに交代されたら泣くに泣けない。
また、一致攻撃の通りにくいマリルリや炎飛行組等に対応できるような技も組まねばならず、技の面でも考えなければならない点(炎技・格闘技・まもるで組むと残りの技が1枠しかなく技を選ぶ)も気をつけたい。
何より「かそくなんて知った事か」と言わんばかりにブレイブバードを叩きつけてくるファイアローは天敵中の天敵。
あえてまもらずにいきなり攻撃を仕掛けたり、いっその事まもるを切って技の幅を広げる等相手の裏を掻いた行動をするのも手である。
ファイアローに対して強く出られる上に、タイプ面で補完に優れた相方であるサンダー・ナットレイと組んでいる事が多い。通称バシャサンダーナット。
その代わりこの戦法だと出す3匹が確定してしまい余計に戦法がバレる可能性が高くなる。
最近は同じくファイアローにめっぽう強いウォッシュロトムとも組ませるプレイヤーも増加している。
一つの戦法にこだわらず、トレーナー自身で戦法を編み出す事が重要である。
メガ枠の取り合いにも十分注意したい。
炎タイプにはトップクラスの使用率のメガリザードンYを含め4種類、格闘タイプには千差万別のメガシンカが6種類も存在する。
とは言え素のバシャーモも十分強いので、戦法に合わせてメガシンカを選ぶと良いだろう。
アニメの活躍
アニメ『ポケットモンスターXY』にて早くも第1話に初登場しておりカロスに降り立ったサトシの上を横切った。
第2話ではプリズムタワーにてロケット団のせいで暴走したガブリアスを救出した後に、タワーから落下したサトシとピカチュウを救出した。その際バシャーモを模した仮面を身につけたトレーナー・バシャーモ仮面がトレーナーであることが判明する。
第9話でも最後の方に登場しており、第10話でもロケット団のメカに悪戦苦闘するピカチュウとハリマロンを助太刀した。
ネタバレ
実はメガバシャーモのトレーナーであるバシャーモ仮面はシトロンとユリーカの父であるリモーネであることが明かされた。ちなみに中の人まで同じ。
関連イラスト
関連タグ
ホウエン御三家メガシンカ