注意
の3隻が存在しているが、本稿では3.について記述する。
図鑑データ
「白露型駆逐艦九番艦、改白露型の江風だよ。よろしくな!あ、読み方、間違えンなよ。」
改白露型駆逐艦概要、出るぜ!ついてきな!
2015年8月10日開始の2015年夏イベント『反撃!第二次SN作戦』の海域E-2「連合艦隊、ソロモン海へ!」の報酬艦として先行実装された。
同時に実装された海風に比べて、ボスを倒しさえすれば良い事から入手難度は低くなっている。
なお、この日以前に投稿されているものはオリジナル艦娘である。
ンっ、性格発見だ、始めるぜぇ、砲戦!用意!
男勝りで気が強く、軽薄でサバサバした、砕けた態度をとる。
生意気で好戦的だが午後にはおやつをねだるなど、子供っぽい部分も多い。
料理が出来ないのは当たり前(ただし握り飯は得意)らしく、私生活面では面倒見の良い姉である海風に頼りっきりなところがある。
その事もあってか、海風には強い信頼と多少の尊敬を向けている様子。
良くも悪くもガキ大将気質と言える。
なお、白露型の中でこのような癖の強い性格の艦娘は初めてである。
史実で度々川内と同じ作戦で行動を共にした影響か、川内に尊敬の念を向けている。
接する時には口調も若干改まったものとなり、川内の弟子か子分のような立場となっている。
20時~23時の時報では川内と共に夜戦に出撃しているらしく、臨場感たっぷりの戦闘音声を聞くことができる。これが提督随伴で出撃しているのか、無線などで随時報告しているのかで提督諸氏の意見は分かれている。
どちらにせよ、戦闘中に時刻を告げるほど彼女が律儀で余裕もあることが分かる。
この性格の背景には、史実においてガダルカナル沖海戦で単艦で米駆逐艦三隻を相手に夜戦を敢行(僚艦の神風型「夕凪」が風浪の影響での遅参)し、一隻を討ち取る(自沈に追い込んだとも)という武勲に由来すると思われる。
提督との関係はフランクで、上司・部下というよりは対等な友人・戦友のような扱いをしている。
お触りに関しては艤装を触ることを咎める一方、直後に挑発するような態度を見せるなど、からかって遊んでいる節がある。
こんな賑やかで快活な彼女だが、史実では白露型としては姉たちに匹敵する猛者でもあったりする。(後述)
きひひっ、よーし性能だ!野郎ども!突撃だぁ!続けーー!
一般的な白露型。誤差範囲内ではあるが、白露型の特徴については該当記事を参照のこと。
彼女の特徴としては、小口径砲でも高い威力を示す12.7cm連装砲B型改二を初期装備する駆逐艦としてはかなり低めのレベル30で持ってきてくれることだろうか。
ンぁ~? テートクどした? 江風の史実に興味あンの? ン?
藤永田造船所生まれ改白露型。
1935年4月25日起工、翌年11月6日進水、さらにその翌年の4月30日に竣工した。
海風とともに第24駆逐隊に編入され、第二艦隊隷下第一水雷戦隊に所属した。
駆逐艦としては歴戦の勇士であり、日中戦争での初陣を皮切りに敵艦2隻撃破・重巡洋艦1隻大破、ガダルカナルへの突入回数は駆逐艦でもダントツの26回という、幸運艦の時雨、“阿修羅”夕立と並ぶ白露型切っての武勲艦であり、「ガダルカナルの切り込み隊長」といえる勇ましい姿を見せた。
内一隻の撃沈が、先に紹介したガダルカナルでの単艦突撃である。この戦いでは輸送船団の護衛についていた米駆逐艦「ブルー」「ヘルム」「ヘンリー」を、本来参戦はずだった夕凪の遅参もあってたった一人で相手取り、ブルー一隻を撃沈(ないし自沈)に追い込んだ。
改白露型とはいえ、阿修羅の血筋はしっかりと継承していた模様。
なお歴代艦長にあの吉川潔氏もいる。そりゃ強ぇわ……
しかしベラ湾での夜戦で、帝国海軍の十八番である夜戦において、米軍のアーレイ・バーク大佐の「レーダーを利用した駆逐艦2隻による連携奇襲戦法」の前に敗れ、陽炎型の萩風と嵐ともども撃沈されてしまった。その散り際も余りの沈没の速さから、文字通りの“轟沈”だったという。
この海戦で江風に搭乗していた柳瀬喜雄少佐以下169名が殉職、結局生き残ったのは時雨だけだった……。