超次元ゲイムネプテューヌとしてのネプテューヌの意味はそちらの項目を参照。
「ねっぷねぷにしてやんよ!!」
概要
CVは田中理恵。
第1の超次元
無印
無印プロローグでの女神同士の争いにより地上に落ちてしまう。
その正体はプラネテューヌの女神の一人「パープルハート」である。
ネプテューヌとしては下界で活動してないのか、教会の人間ですらネプテューヌをパープルハートと見抜けない(エピローグでネプテューヌが「パープルハートです」と自己紹介した時に認識していた)。3年以上教会に降り立っていなかったため、魔王ユニミテスにやられたのではと教会の人からは心配されていた。
彼女はその戦争で記憶喪失となるが、その後にコンパやアイエフと出会い、イストワール救出及びマジェコンヌ討伐の旅に出かける。
無印ではイストワール救出後、記憶の復旧を施してもらったが、自分一人の力でマジェコンヌを倒しに行かんと半ば暴走し、後にコンパやアイエフに止められてようやく女神らしさを取り戻した。
なお他の三女神はネプテューヌを含んだ他の女神を徹底的に嫌っており、人当たりの良いネプテューヌですら、イストワール救出後説得を試みるも3人は納得してくれずお手上げ状態であった。
また、マジェコンヌはネプテューヌの長所である正義感と優しさを突いて守護女神戦争に発展させたようで、前述の記憶復旧時にはそれについて悔やんでいた。
また彼女も他の3女神ほどではないが凝り固まった正義感という問題を抱えている。
悪徳企業に関係しているなら(社長の方針で護身用装備すら与えられてない平社員ですら)助けたくないと言ったり、その企業の社員の目の前で「悪を手伝うなんて」とブツクサ文句を言ったりして、アイエフやコンパに注意される事も多々あった。この点は同じく熱血漢で正義の塊である日本一が自身と敵対していた巨乳好きの兄弟でも無償で救助するあたりと対照的である。
この点においても、前述のように「お人好しなネプテューヌが守護女神戦争に加担する理由」と関係するとも言え、「仲間の3女神≒悪い女神」とマジェコンヌに捉えられた影響でそうなったと言える。
終盤にその過去を振り返る中で自分勝手だったと自己嫌悪に陥るも、イストワールに「でも貴女だけが自分の事を信じてくれた」と諭され、自身の短所であると同時に長所でもあると前向きに考えるようになった。
ノーマルエンド(他の女神を一人も連れていない)ではアイエフとコンパと一緒にモンスターの討伐を続ける。グッドエンド(一人か二人連れている)ではモンスター退治に行かない代わりに協会に残ってプラネテューヌを守護していくように決心し、トゥルーエンド(女神が4人揃う)ではイストワールに女神を力を渡し、女神を辞めて人間として生きていく事となる。
なお、プロローグで3女神が共通して倒しにくい相手だという認識から、4人の中で最も強かったと思われる。
また、コンパちゃんやアイエフちゃんなどはネプテューヌが普通に変身しても何とも思わないのだろうか。当時は理由は不明だが上記の通り下界での活動が著しく少なく、地元民のコンパでもネプテューヌが女神だという事を知らなかった。
(最も、当時は女神が今のように頻繁に下界に降りようとする事はせず、また変身できる事をあまり知られていない影響もあるが)
Re;Birth1
性格がVを元にしており、ストーリーの大幅な変更により上記のようなシーンはオミットされ、彼女もまた大きく異なっている。
大まかな経緯は無印と同じだが、3女神の結託ではなくマジェコンヌの案でネプテューヌは落とされ、またネプテューヌは無印ではコンパの家の玄関前に落ちたのに対し、今作ではプラネテューヌの森に落とされたとされている。
無印の「正義の味方」アピールは一切せずにVと同じく「主人公」アピールが目立つようになり、ボケをかますことにも誇りを持っている。逆に、シリアスな雰囲気には苦手とされ、ネプテューヌ自身も自覚している。
また、上記の「なぜネプテューヌが他の3人と違い滅多に下界に降りてこないのか」については、トゥルーエンドでイストワールとネプギアとの会話で「昔から仕事は何一つやらずに遊んでいた」とされていた。
(魔王ユニミテス戦前でのシーンでは、老人が子供の頃にネプテューヌを見たと言っていたことから、相当人前に出ていなかったと予想される)
一方、ノワールとの会話で「守護女神戦争と大陸、どっちが大事か」でノワールから聞いてきた時にネプテューヌは大陸の人を優先すると言った時にノワールの考えを変えさせ(プリンを食べさせ合っている新規CGもある)、ブランとの会話で「(大陸の問題を解決するのに)女神は助け合いでしょ?」と言い、皆で大陸を救うことに感化して泣いているブランをなだめるシーンも存在している。
中盤で4女神が揃った際、イストワールは記憶の復旧を施そうとしたが、ネプテューヌは「(守護女神戦争の記憶を取り戻したせいで)ノワール達との仲を乱したくない」という理由から記憶の復旧を断った。(ただし、その影響でマジェコンヌの守護女神戦争を起こさせた詳しい動機が不明となっている)
終盤のトゥルーエンドでは、ドラゴンになったマジェコンヌを元に戻すためたった一人で神界に残り、その後元通りになったマジェコンヌと共に下界に降りていくシーンが見られた。
第2の超次元
mk2、V
どちらが姉か分からないと周囲から言われており性格もそうだが身長でもネプギアに負けており妹に対してわがままを通すこともある。(他の3人もmk2のような性格に寄るようになる)
しかし落ち込むネプギアを励ましたりと随所で姉らしさを見せている。
パープルハートに変身するとようやく姉らしく見える。
Vでは再び主人公に返り咲き(この次元の主人公として上格)、1と同様にボケ役として活躍するが、プルルート相手にはツッコミに回ることもある。他の女神と比べると元々超次元側の女神であるため、服装は大きな違いは無い。
メタ発言の数も多く、またかつて相当高い塔から落ちて重症を負ったことのある彼女は高空から落ちてしまうが平気だったりと一転している。
後述するハードフォームも習得できるが、具体的な理屈で習得したかは一切不明。
ちなみに、神次元側に元から存在するネプテューヌが居るのかどうかは不明であるが、イストワールによると「もし、存在したとして何らかの事情で女神になれなくて(女神でなければ、ずぼらな性格などから)野垂れ死にしたのではないか」と推測されている(但し確定ではない)。
しかしながらトゥルーエンドでは最後に神次元側のネプテューヌらしき人物が登場しているため、上記の説は一応否定されるかもしれない。
VⅡ
ストーリー序盤、天王星うずめに助けを求められてネプギア共々彼女の住む零次元に迷い込んでしまう。その時はかつてVで女神メモリーを服用されていた影響からか、別世界にいてもシェアクリスタルの助力で女神化することができて、その時のプロセッサユニットはmk2の「パープル」ではなくVの「ロストパープル」となっている。
超次元に戻ってきた物語中盤にて、彼女が前々からトラブルに首を突っ込んでは人を助けていたからか、ネプテューヌの役に立ちたくて協会の役員になったり、役員になろうとしたが採用試験から落ちた(本人達曰く、自分たちはバカだから採用試験から落ちた)ため警備兵になった等という人も意外に多かったことが判明。彼らは世界が改変され女神の存在が忘れられていたにもかかわらずネプテューヌの事を最初から覚えていた。ちなみに彼らはネプテューヌ達の存在が忘れられてしまっていたのはネプテューヌが死んでしまったからと勘違いしていて、彼女がいたプラネテューヌを守ろうとモンスター達に命懸けで立ち向かっていた。
つまり、今回アイエフとコンパですら後に思い出した(前述した通り後にアイエフはこの件で自己嫌悪に陥った)とはいえ最初はネプテューヌの事を忘れていた中でメインキャラではないキャラクター達が大勢彼女の事を覚えていたことから、なんやかんや言われても信仰自体は結構されている事が本編で明確に述べられたことになる。詰まる所、ノワールのウリがシェアの量なら、ネプテューヌはシェアの質という事かもしれない。
そして物語のクライマックスである心次元編のサブイベント(バットエンドを回避するためには絶対見なければならない)で『ネプテューヌの夢』と言うイベントがあり、彼女の心の奥底に秘めた本当の願望が判明するがその内容は「いつもと変わらない、皆が笑顔でいる平和な日常」であり、周囲の人間の幸せこそがネプテューヌの本当の願いだった事が明らかになった。
なお余談ではあるが、前述の夢を見る前に仲間たちが想像していた夢の内容は『仕事せずにプリン食べてる』等であり、彼女の本当の願いが判明した際には皆驚いていた。
ちなみに彼女の夢は4女神の中で最も女神らしい物(他の3女神はものすごく個人的な夢であり、ノワールに関しては女神自体をやめている)であった。と言うより4女神中でなくても充分女神らしいと言える。
性格
全作品共通
普段はとぼけており天然の女の子であるが、パープルハートに変身すると冷静な口調になり、巨乳になる。
非常に友達想いのため友人は多く、「誰とでも仲良くなれるのが特技」とVでネプギアに評されるほど。また友達関係にも考えがあり、幼少期のコンパとアイエフに「友達同士でお金の貸し借りだけは絶対にしてはいけない」と教えている。
ただ、彼女自身の細かい部分では無印とそれ以降で違う。
無印
Re;birth1を含めた以降の作品に比べると、随所ではしゃいだり余計な一言多く無意識に相手を苛つかせたりするなど根本的な部分はそのままだが、物事を真面目に考えるシーンがあったり、冷静になって思い込むシーンがあったりするなど、性格が一番まともなのではとファンからは見られている。(短所であるわがままさも、無印では前述の通り性格を気にするシーンがあって「わがままな性格では正義の味方失格だ」と悟っていた)
とりわけパープルハートらしさも一番強く出ており、主人公主人公うるさかったり随時ボケたりする今の性格とは大幅に雰囲気が違っている。
逆に、パープルハートが戦闘後「やったぁ!勝った!!」と、あどけなくはしゃぐ姿が見られるのもこの作品のみであった。
また、この作品のみ「(上記プロローグで3人で話し合っている際に)無視するの?無視するつもり?無視したわね……」「(ルウィーで鍵の欠片を探す際に、ブランにいつ再び相談するかで)明日?明後日?それとも明々後日?」と言うなど、三段活用みたいな言葉遣いがよく見られた。
自分自身やブランからは「責任が嫌い」と言っているが実際はそれは大嘘に近く、イストワールの救出に専念することや、記憶の復旧の時にイストワールから心配される際に「だいたい、わたしは守護女神(ハード)なんだもん。女神様は大陸を守護するのが仕事でしょ?」と言い、トゥルーエンドで女神を辞めた際にネプテューヌが「間違ったことしてたりしたら、容赦なく天罰落としてくれていいからね?」とイストワールに言うなど、責任感の強さが出ているシーンもあった。
mk2以降
以前持っていた真面目さを抽出されたと言えるネプギアが登場したことや、敵に囚われて主役の座を取られた影響、そしてmk2の発売後に行われた人気投票で2位を取った(1位はノワール)からか、以降ではひたすら主人公主人公アピールしたり(ご丁寧にも「主人公補正」というスキルも持っている)、自分は前作のような女神らしさ(※)をあまり出さずぐうたらな性格となっている。
(※ 他の女神もそうだが、本来の「神」というポジションから国の首相に相当した立場となっている為、立場上でも女神らしさが疎くなっている)
ネプギアがシスコンであることや、かつて大地の守護者と言えるゲイムキャラを犯罪組織にやられて滅ぼされかけたルウィーを、ネプテューヌがルウィーを救うべくプラネテューヌのゲイムキャラを派遣した事から無印のような性格かと思いきや、救出後には仕事から逃げ出そうとしたり、ネプギアの方が姉っぽいと言われたりするなど、前作のような性格からは離れている。
ただし、mk2では仕事や重要な場面等でここぞという時にはメリハリを付け、特にネプギアに対しては命を懸ける等しっかりした部分も見られた。
Vではそういった部分が見られず逆に真面目な話や場面を拒み、姉に久しぶりに会えたネプギアを放置した際にはネプギアを相当悲しませてしまっている。
Re;birth1においても、シナリオが大幅に変わっていることによってか、無印では前述の事もあってシリアス展開に強かったのに対して、こちらは逆にシリアス展開に弱くノワールからも注意されていた。(MAGES.曰く「シリアスブレイカー」との事)
パープルハート状態でもまた然りで、ルウィー騒動でその状態で名乗り口上を述べればいいかなとアイエフに聞いてきたり、トゥルーエンドでは自分のことを「主人公オブ主人公」と呼んでいた。
また、ぐうたら属性は無印発売から約3ケ月後に配信されたWebコミック「超次元ゲイム ネプテューヌ めがみつうしん」辺りからあるらしく、第1話では(ブランやベールもそうだが)世界を脅かす敵がいないからだとだらけていて、イストワールに注意されたこともあった。
(1巻のキャラ紹介では「責任感はイマイチ」と書かれており、無印とは真逆となっている)
御影獏によるコミカライズ「はろーにゅーわーるど」ではそのあまりの怠けようにシェアクリスタルが真っ黒になったりイストワールの胃に穴が開いたりした。
(夢の中で働き者のネプテューヌを見た際には、「こんなのネプテューヌさんではありません!」とまで言われた)
それでも友達思いや正義感といった部分はそのままで、ファンクラブやプラネテューヌの武将であるリューカなどからは慕われている。 上記の通り、世界の改変の中でもその影響が少なかったこともあり、4人の中で最も人望が厚いかもしれない。
その他
愛称はねぷねぷやネプ子、大抵はネプテューヌを発音できない人につけられる。
実は上記のように名前を殆どの確率で正しく読んでもらえない事を気にしていてVIIのキャラクター説明にも、唯一の悩みと書かれている。
好きな食べ物はプリン。嫌いな食べ物はナスとニンジン、ピーマン。また、無印でベールの会話によると幽霊も苦手らしい。
ただし、元からプリン好きである設定ではなく、無印では日本一のイベントで賞味期限切れのプリンを食べてしまって、その影響でトイレに篭りモンスターの討伐に遅れてしまったシーンがあった。
一方でRe;Birth1では、彼女はプリンの存在を知らなかったらしく(他の洋菓子は分かっている)、初めて食べた時に感激して大好物になった。
武器は日本刀と大型剣。無印では銃も使用していた。武器はノワールと類似するが、こちらは両手で持って戦うため、攻撃に重みがある分、回転斬りなどでアクロバティックに攻撃をすることはあまりない。
Vではハードフォームでそれぞれが変身した斧、槍、M.P.B.Lなども使用。自分自身を戦闘機に変身して相手を撃つ事もできる。
また無印のダンジョン攻略限定でハンマーも扱える。(戦闘では使用不可)
彼女の国であるプラネテューヌは英語ではplaneptune(直訳でプラネプテューヌと自分の名前が入っている)と綴られており、OPで確認できる。
セガの擬人化でもある。
公式に発表されているわけではないがその元ネタはセガがかつて開発していた幻のゲーム機「ネプチューン」ではないかと思われる。
(※このニコニコ動画のAVGN動画の8:00あたりを見ると分かるが、メガドライブと周辺機器のスーパー32xが合わさったゲームハードである。なお彼女のイメージカラーである紫ではなく黒である)
その為、色の名のフランス語を名に持つ他の3人とは違い、(プルルートや天王星うずめを含めて)惑星の名を持つキャラとなっている。(ちなみにローマ神話でも「ネプチューン」という名前の神がいる)
また、中の人である田中理恵は彼女にとってネプテューヌの声は高すぎるようで、収録時には苦労し喉がやられたとされている。(元々、理恵氏はミーナ隊長や銀様などのように低めの声でクールに演じるのが得意で、パープルハートが彼女っぽく感じられる)
それでも理恵氏は愛着を深く感じられるようになっているという。
VⅡでは成長した姿のネプテューヌが登場。カラダは成長しているものの、頭の中身は相変わらずである。また、戦闘スタイルも2刀流に変化している。太ももにつけているホルスターに銃を収納している。
しかし、彼女は普通の人間であるため女神化は出来ない。
ゲーム雑誌には「Vをやり込んだ人なら彼女の正体を想像できるかも?」という意味深な解説が。
案の定、直接の明言はしていないもののVトゥルーで捕まえたクロワールと一緒に行動していた事や、自分の住んでいた国には「プルなんとか」という名前の女神がいたというセリフから、彼女は神次元のネプテューヌであるようだ。
キャラクター情報
身長 | 146cm |
---|---|
体重 | 38kg |
3サイズ | B73 W54 H76(Aカップ) |
pixivにおけるネプテューヌ
ネプテューヌのキャラクターのイラストだけでなく
超次元ゲイムネプテューヌの略として用いられる事もある。
関連イラスト
無印、mk2お呼びVIIのネプテューヌ
V(超次元のゲイムギョウ界)、PP、超女神信仰ノワール(ゲイムシジョウ界)及びTVアニメ版のネプテューヌ
VIIのネプテューヌ
声優がらみ
関連タグ
セガ・ハード・ガールズ(セガハードの擬人化繋がり)