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南大阪線の編集履歴

2015-10-13 23:46:52 バージョン

南大阪線

みなみおおさかせん

近鉄の路線の一つ。ここでは吉野線、長野線、道明寺線、御所線についても扱う。

概要

大阪阿部野橋から大阪平野南東部・奈良盆地南部・吉野山地にのびる路線群。

これらの路線は1,067mmゲージが採用されているため他の1,435mmゲージ路線とは全く違う形式の車両が運用されているが、システム的には共通する車両も多い。南大阪線系統には沿線に「研修車庫」(車両工場の近鉄における呼称)がないため、検査を受けるときは橿原神宮前駅に隣接する「ダウントラバーサー」を用いて標準軌台車に履き替え、狭軌台車を電動貨車に積んで、電動貨車に引っ張られて大阪線五位堂駅に隣接する五位堂研修車庫に運ばれる。


南大阪線・吉野線・長野線は一体的な運行体系になっているのに対し、道明寺線・御所線は運転系統が分離されている。乗降客の多くが大阪阿部野橋〜古市間に集中していることや、ホームの長さの都合もあることから、終日にわたって古市で増解結が見られる。

急行特急は吉野線方面、準急は橿原神宮前までと長野線方面に運行されている。また、近鉄全路線の中で南大阪線系統にのみ、区間急行がわずかながら数本設定されている。

南大阪線の1時間当たりの運行本数は、吉野線直通の特急が1~2本、吉野線直通の急行が2本、長野線直通の準急が4本、大阪阿部野橋~橿原神宮前間の準急が2本、大阪阿部野橋~藤井寺・古市間の普通が6本、古市~橿原神宮前間の普通が2本。道明寺線は線内の普通が毎時2~4本、御所線は線内の普通が毎時4本。藤井寺〜橿原神宮前・河内長野間は準急が、橿原神宮前〜吉野間は急行が各駅に停車し、普通を補完している。


駅と停車駅一覧

◎:停車、レ:通過、※:一部列車が停車

準急は長野線直通、御所線直通を含む 普通は各駅に停車するため省略

※道明寺線では駅番号と電車の向きが反転している。


駅番号・駅名準急区間急行急行長野線直通急行御所線直通(臨時)急行快速急行(臨時) 特急
F01 大阪阿部野橋
F02 河堀口(こぼれぐち)
F03 北田辺
F04 今川
F05 針中野
F06 矢田(やた)
F07 河内天美
F08 布忍(ぬのせ)
F09 高見ノ里
F10 河内松原
F11 恵我ノ荘
F12 高鷲
F13 藤井寺
F14 土師ノ里(はじのさと)
F15・N15 道明寺
F16・O16 古市
F17 駒ヶ谷
F18 上ノ太子(かみのたいし)
F19 二上山
F20 二上神社口
F21 当麻寺(たいまでら)
F22 磐城
F23・P23 尺土
F24 高田市
F25 浮孔(うきあな)
F26 坊城(ぼうじょう)
F27 橿原神宮西口
B42・F42 橿原神宮前
F43 岡寺
F44 飛鳥(あすか)
F45 壺阪山
F46 市尾
F47 葛
F48 吉野口
F49 薬水
F50 福神(ふくがみ)
F51 大阿太(おおあだ)
F52 下市口(しもいちぐち)
F53 越部(こしべ)
F54 六田(むだ)
F55 大和上市(やまとかみいち)
F56 吉野神宮
F57 吉野
N17 柏原(かしわら)
N16 柏原南口
F15・N15 道明寺
F16・O16 古市
O17 喜志(きし)
O19 富田林西口
O20 川西
O21 滝谷不動
O22 汐ノ宮
O23 河内長野
F23・P23 尺土
P24 近鉄新庄
P25 忍海(おしみ)
P26 近鉄御所(きんてつごせ)

現役車両

南大阪線の車両は千の位に6が割り当てられる。在籍車両数は2015年4月現在。製造順に紹介。

特急形

16000系近鉄特急最古参形式。一部は大井川鉄道へ移籍。4両編成1本、2両編成2本在籍。

16010系:16000系の増備車ながら、車体はビスタカー30000系の先頭車に準じる。2両編成1本のみ製造。

26000系さくらライナー。4両編成2本在籍。

16400系ACE。2両編成2本在籍。

16600系Ace。2両編成2本在籍。

通勤形

6020系:初期の編成は一部が廃車になっているが、通勤形で最古参形式。4両編成8本、3両編成18本在籍。

6200系:製造当初から冷房装置つき。電気検測車はかるくんの動力車にも使用。4両編成5本、3両編成6本在籍。

6600系:界磁チョッパ制御車。2両編成4本のみの製造。

6400系列:以降の通勤形はVVVF制御車で製造。シュリーレン台車。細かい区分により、6400系(2両編成6本)、6407系(2両編成6本)、6413系(2両編成6本)、6419系(2両編成3本)に分けられる。

6422系:6400系列のうち、台車をボルスタレス台車に変更したグループ。末尾30、31の編成、2両編成2本が在籍。

6432系:6422系のワンマン運転対応車。末尾22~29、32、33の編成、2両編成10本が在籍。末尾32、33の編成は製造当初からワンマン仕様、末尾22~29の編成は6422系から改造編入。

6620系:6400系列を4両固定編成にしたもの。在籍する7編成ともボルスタレス台車。

6820系シリーズ21。2両編成2本のみの製造。


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近畿日本鉄道 大阪線 ラビットカー

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